『非番』という言葉には、「当番ではない人」という意味があります。
交代勤務の職場などでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、『非番』の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
『非番』の意味は『当番ではない人』
【非番の意味】
当番でないこと。また、その人。
非番(ひばん)とは、警察官や消防士で行われている当番勤務明けの日のことである。暦日としては勤務時間が割り振られていることから週休日ではないが、勤務明けの日中の時間帯は勤務時間外となるため、こうした呼称となっている。
引用:Weblio辞書
『非番』の読み方は「ひばん」です。
- 「非」は否定を表す助字
- 「番」はかわるがわる事にあたること
の2つが合わさってできた言葉です。
『非番』には
- 当番でないこと
- 当番でない人
などの意味があります。
『非番』の正しい使い方を例文で紹介!
『非番』は、警察官や消防士のような交代勤務の職場などで使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、
例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
待機非番の日は有事に備えて飲酒を控えないと。
例文②
交代勤務になじみのない人には、非番は休みだと思われがちだよなぁ。
例文③
明日は非番だから、近場にお出かけしようかな。
例文④
午後は非番だから、会えるよ。
【『非番』を使う時の注意点】
馴染みのない方にはなかなかピンと来づらいかと思います。
また、職場によって様々かと思いますが、『非番』と「休日」は異なるものであるようです。
違いについては言い換えブロックの次に後述するので、そちらを参照してください☟
『非番』の言い換えは「当番ではない」
『非番』の言い換えの言葉には、「当番ではない」があります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
類義語 「当番ではない」の意味
『非』には打ち消す意味がある為、~でないという言い換えができます。
『非番』と「休日」の違いは?
『非番』と「休日」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「非番」には勤務が当たっていない時間のこと・当番勤務明けの日という意味がありますが、
それに対し「休日」には、休みの日という意味があります。
非番は勤務が当たっていない時間のことですが、休日は丸一日休みの日のことを言います。
『非番』は英語で「off duty」
『非番』は英語の「off duty」に言い換えることができます。
英語の「off duty」には
- 勤務時間外である
- 非番の
という意味があります。
『非番』の対義語・反対語は「当番」
『非番』の対義語は、「当番」になります。
「当番」には
- 順送りに仕事の番に当たること
- 問題解決などのためにその人の登場すべき場面
などの意味で用いられます。