目に付く(つく)は悪い意味?いい意味?正しい使い方・例文をどこよりもわかりやすく解説!

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「目に付く」という言葉には、「よく見えて目立つ」という意味があります。

ある物や出来事が視界に入ってくるときになどに使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「目に付く」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

目に付くの意味は『よく見えて目立つ』

【目に付くの意味】

目立つ、視界に入ってくる、といった意味の表現。

引用:weblio辞書

目に付くの読み方は「めにつく」です。

語源や由来は、わかりません。

『目に付く』には

  • よく見える
  • 目立つ
  • 見て忘れられなくなる

などの意味があります。

目に付くの正しい使い方を例文で紹介!

「目に付く」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①ポジティブな意味の時

見たものの印象がいい時に使われます。

【例文①】

B男

今日の夕食はいつもよりも特別な料理が並べられていたので、すぐ目に付きました。

【例文②】

B子

公園に足を踏み入れると、子供たちがとても楽しそうに遊んでいるのが目に付きました。

例文②ネガティブな意味の時

あまり印象がよくない時に使われます。

【例文①】

B男

台所に行くと、使いかけの食材や調理道具がそのまま放置されているのが目に付きました。

【例文②】

B子

歩道を歩くと、ゴミがたくさん散らばっているのが目に付きました。

【目に付くを使う時の注意点】

例のようにポジティブな使い方もありますが、それとはまったく逆にネガティブな印象を与える意味を持つこともあるため、誰かに対して使うときには不快な気持ちにさせないよう十分に気をつけましょう。

目に付く」の類義語・言い換え3選

目に付く』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 目を引く
  2. 目に留まる
  3. 目に触れる

類義語①目を引くの意味

  • 人の注意を向けさせる。「派手な化粧が—・く」
  • 目で合図をする。「左右の見る人、口を掩ひ—・き笑ふ」〈古活字本保元・下〉

引用:weblio辞書

B子

今季のトレンドカラーで目を引くコーディネートに挑戦してみよう!

類義語②目に留まるの意味

  • 見て、特に関心を引く。「スカウトの—・る」
  • 際立って見える。「派手な看板が—・る」

引用:weblio辞書

A子

SNSで目に留まるような美食レシピをご紹介します。

類義語③目に触れるの意味

見える。目にはいる。「—・れるものが何もかも新鮮な朝」

引用:weblio辞書

B男

初めての海外旅行で目に触れる景色すべてが忘れられないものとなりました。

目に付くと「目に留まる」の違いは?

目に付く」と「目に留まるは似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

目に付く」にはよく見えて目立つという意味がありますが、

それに対し「目に留まる」には、特に関心を引き際立って見えるという意味があります。

どちらも一見、似たような意味ですが「目に付く」は、ただ見えること。

一方「目に留まる」は見ている間にじっくり注意を引くことを指し、どちらも目で見て気づくことですが、

後者の方がより深く印象に残りやすいということになります。

目に付くは英語で『noticeable

目に付くは英語の『noticeable』に言い換えることができます。

noticeableの意味

人目を引く、顕著な、目立つ、注目に値する、重要な

引用:weblio英和辞典・和英辞典

英語の『noticeable』には

  • 人目を引き注目を浴びる

という意味があります。

目に付くの対義語・反対語は『目に付かない

目に付くの対義語は、『目に付かない』になります。

目に付かないの意味

カ行五段活用の動詞「目に付く」の未然形である「目に付か」に、打消の助動詞「ない」が付いた形。

引用:weblio辞書

目に付かないには

  • 近くにあるものでも認識できない、またはしにくいもの

などの意味があり、見えにくい場合用いられます。

B男

この場所は人目に付かない、ほっと一息つける僕だけが知る秘密の場所です。

「目に付く」とは何かを見てすぐに気づくことを指し、「目に付かない」とは普段の視点では気づきにくいことや存在を指します。

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