「厳か」という言葉には、「重々しくいかめしいさま」という意味があります。
入学式や卒業式、結婚式などのフォーマルシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「厳か」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
厳かの意味は『重々しくいかめしいさま』

厳かの読み方は「おごそか」です。
「厳か」の「厳」には神聖なことという意味や、態度や処置などがきびしいという意味があります。
『厳か』には
- 重々しくいかめしいさま
- 礼儀正しく近寄りにくいさま
などの意味があります。
「厳か」の正しい使い方を例文で紹介!

「厳か」は、重々しくいかめしい場面で使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①

神社での結婚式は厳かに行われました。
例文②

卒業式は終始厳かな雰囲気でした。
例文③

厳かな儀式を見て、心が引き締まりました。
例文④

厳かな態度の父にはいつも敬語を使ってしまう。
例文⑤

高校の入学式は厳かな気持ちで臨んだ。
「厳か」の類義語・言い換え5選

『厳か』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 荘重
- 厳粛
- 粛々
- 荘厳
- 崇高
類義語①荘重の意味
おごそかで重々しいこと。また、そのさま。
引用:goo辞書

平和祈念式典は、荘重な式でした。
類義語②厳粛の意味
おごそかで、心が引き締まるさま。
引用:goo辞書

開会式は厳粛な雰囲気で行われました。
類義語③粛々の意味
おごそかなさま。厳粛なさま。威厳をもって物事を行うさま。
引用:goo辞書

社長の葬儀は粛々と執り行われました。
類義語④荘厳の意味
重々しくおごそかなこと。おごそかでりっぱなこと。また、そのさま。
引用:goo辞書

式典の会場は荘厳な雰囲気でした。
類義語⑤崇高の意味
けだかく尊いこと。また、そのさま。
引用:goo辞書

彼は崇高な精神をもっている。

「厳か」と「厳しい」の違いは?

「厳か」と「厳しい」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「厳か」には重々しくいかめしいさまという意味がありますが、
それに対し「厳しい」には、 厳格で少しのゆるみも許さないさまという意味があります。
「厳か」は重々しくて真剣な雰囲気を表し、「厳しい」は少しのゆるみも許さないさまを表します。
同じ漢字を使っていますがニュアンスが異なりますので、シーンに合わせて使い分けていくとよいでしょう。
「厳か」は英語で『dignified』

厳かは英語の『dignified』に言い換えることができます。
英語の『dignified』には
- 威厳のある
- 高貴な
などという意味があります。
「厳か」の対義語・反対語は『和やか』

厳かの対義語は、『和やか』になります。
和やかには
- ものやわらかなさま
- 穏やかなさま
などの意味があり、穏やかな様子を表す際に用いられます。

和やかな雰囲気で、両家顔合わせを終えることができた。
重々しい雰囲気を表す「厳か」に対して、穏やかな雰囲気を表す「和やか」が反対の意味の言葉として使うことができます。
