「御河童」という言葉には、「前髪を額に垂らし、横・後ろを首筋の辺りで切りそろえた少女の髪型」という意味があります。
女性の髪型を表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「御河童」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
御河童の意味は『前髪を額に垂らし、横・後ろを首筋の辺りで切りそろえた少女の髪型』
御河童の読み方は「おかっぱ」です。
語源は河童の頭髪に似ているというところからきています。
『御河童』には
- 前髪を額に垂らし、横・後ろを首筋の辺りで切りそろえたもの
という意味があります。
「御河童」の正しい使い方を例文で紹介!
「御河童」は、前髪を額に垂らし、横・後ろを首筋の辺りで切りそろえた少女の髪型を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
小さな頃からずっと御河童なので、私のトレードマークのようになっている。
例文②
部下に御河童が似合うねと褒めたら、切りっぱなしボブですと訂正された。
例文③
御河童の小学生が横断歩道を渡った。
例文④
いつもと違う美容室に行ったら、御河童にされた。
例文⑤
御河童といえばワカメちゃんだ。
【御河童を使う時の注意点】
漢字で表記されることが少ない「御河童」ですが、河童の頭髪に似ているという由来と合わせて漢字と読みを覚えておくとよいですね。
「御河童」の類義語・言い換え3選
『御河童』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- ボブ
- 垂れ髪
- 乙女刈り
類義語①ボブの意味
女性の髪形の一。襟首から下に達しない長さで切りそろえたもの。
引用:goo辞書
ずっと髪型はロングだったけど、ボブに切るのもいいなぁ。
類義語②垂れ髪の意味
結い上げずに肩のあたりに垂れ下げた髪形。おかっぱ。振り分け髪。
引用:goo辞書
垂れ髪の彼女のことが気になって仕方ない。
類義語③乙女刈りの意味
少女の髪形の一つ。おかっぱに似るが、後頭部をやや短めに切りそろえ、えり足を刈り上げたもの。
引用:goo辞書
姉の髪型を父が乙女刈りだと言った。
「御河童」と「ボブ」の違いは?
「御河童」と「ボブ」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「御河童」には前髪を額に垂らし、横・後ろを首筋の辺りで切りそろえた少女という意味がありますが、
それに対し「ボブ」には、襟首から下に達しない長さで切りそろえたものという意味があります。
どちらも主に女性の髪型を表す言葉で、同じくらいの髪の長さになります。
「御河童」はまっすぐに切り揃えられている古風な印象ですが、「ボブ」は丸みを帯びたカットにしたりや毛先を内や外にワンカールさせたりして仕上げる現代的な印象があります。
「御河童」は英語で『Bob cut』
御河童は英語の『Bob cut』に言い換えることができます。
英語の『Bob cut』には
- 主に女性の髪形の種類のひとつ
という意味があります。
「御河童」の対義語・反対語はありません。
御河童の対義語は、ありません。