「メリバ」という言葉には、「主人公にとっては幸せだが、周りの人はそうではないと思われる結末」という意味があるカタカナ語です。
主人公にとっては幸せだが、周りの人はそうではないと思われる結末を表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「メリバ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
メリバの意味は『主人公にとっては幸せだが、周りの人はそうではないと思われる結末』
メリバの読み方は「めりば」です。
語源はメリーバッドエンドの略で、愉快を意味する英語の「merry」と不幸な結末を意味する和製英語の「badend」が組み合わさった言葉です。
『メリバ』には
- 主人公にとっては幸せだが、周りの人はそうではないと思われる結末
などの意味があります。
「メリバ」の正しい使い方を例文で紹介!
「メリバ」は、主人公にとっては幸せだが、周りの人はそうではないと思われる結末を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
私はメリバの物語は好きではない。
例文②
やっぱりメリバよりハッピーエンドの方がいいよね。
例文③
昨日のメリバの話は後味が悪かったなあ。
例文④
メリバの話も人によってはハッピーエンドだと思うのだろうか。
例文⑤
あの作家の話はメリバのものが多くて好きではない。
【メリバを使う時の注意点】
メリバという言葉が使われるようになったのは最近ですが、形式は古典的なものです。
「メリバ」の類義語・言い換え3選
『メリバ』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- バッドエンド
- ハッピーエンド
- ビターエンド
類義語①バッドエンドの意味
小説・演劇・映画などで、物語が不幸な結末を迎えること。
引用:weblio辞書
バッドエンドだったが、また見たくなる内容だった。
類義語②ハッピーエンドの意味
小説・演劇・映画などで、物語の最後が都合よくめでたく終わること。幸福な結末。
引用:goo辞書
ハッピーエンドで終わる物語が一番好きだ。
類義語③ビターエンドの意味
苦難の果ての結末;最後,ぎりぎり,どんづまり
引用:goo辞書
ハッピーエンドになるかと思いきや、ビターエンドだった。
「メリバ」と「バッドエンド」の違いは?
「メリバ」と「バッドエンド」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「メリバ」には主人公にとっては幸せだが、周りの人はそうではないと思われる結末という意味がありますが、
それに対し「バッドエンド」には、物語が不幸な結末を迎えることという意味があります。
どちらも不幸な結末の物語を表しますが、違いは主人公にとって幸せかどうかということです。
「メリバ」の対義語・反対語はない
メリバの対義語は、ありません。