「リポート」という言葉には、「報告する」という意味があるカタカナ語です。
ニュースなどでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「リポート」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
リポートの意味は『報告する』
【リポートの意味】
英語で「報告する」や「報告書」という意味を持つ単語である。
動詞としては、情報や出来事を他の人に伝えることを意味し、名詞としては、調査や研究の結果をまとめた文書を指す。
引用:Weblio辞書
リポートの読み方は「りぽーと」です。
語源は英語のreportです。
『リポート』には
- 報告する
- 報告書
- 調査や研究の結果をまとめた文書
などの意味があります。
「リポート」の正しい使い方を例文で紹介!
「リポート」は、報告することや報告書という意味で使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
研修リポートの提出期限が迫っている。
例文②
ここには美術館で開催中の個展リポートを掲載予定です。
例文③
テレビ局がイベントのリポートをしに来ます。
例文④
タレントの友達はローカル番組の街角リポートコーナーを担当している。
例文⑤
彼のリポートは毎回着眼点が良い。
「リポート」の類義語・言い換え4選
『リポート』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 論文
- ルポルタージュ
- 報道
- 論説
類義語①論文の意味
- 論議する文。筋道を立てて述べた文。
- 学術的な研究の結果などを述べた文章。
引用:goo辞書
卒業論文で優秀賞を受賞した。
類義語②ルポルタージュの意味
1.新聞・雑誌・放送などで現地からの報告。ルポ。
2.第一次世界大戦後に生まれた文学の一ジャンル。フィクションを排除して社会的な問題となり得る現実や個人の特異な体験などを、観察者の作為を交えずにありのままに描いた文学。日本ではプロレタリア文学運動の一環として重要視され、生活綴方運動などを生み出した。記録文学。報告文学。ルポ。
引用:コトバンク
書店で地元のルポルタージュ本が売っていたので購入した。
類義語③報道の意味
- 告げ知らせること。また、その内容。報知。
- 新聞・ラジオ・テレビなどを通して、社会の出来事などを広く一般に知らせること。また、その知らせ。ニュース。
引用:goo辞書
実際のところ政治家や芸能事務所などに対する忖度で公平な報道が出来ているのか疑問だ。
類義語④論説の意味
物事の理非を論じ、主張を述べ、また解説すること。また、その文章。特に、現代では新聞の社説など時事問題について論じ述べたものをいう。論説文。
引用:コトバンク
○○新聞社の論説委員であるA氏を外部講師としてお招きします。
「リポート」と「レポート」の違いは?
「リポート」と「レポート」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「リポート」「レポート」共に報告するという意味があり、英語の綴りも同じreportです。
「レポート」は日本語的な発音で、報告書などの文書に対して使われる傾向があります。
「リポート」の対義語・反対語は無し
リポートの対義語はありません。