「業務にあたる」という言葉には、「継続して行う仕事を担当する」という意味があります。
ビジネスシーンなどでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「業務にあたる」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
業務にあたるの意味は『継続して行う仕事を担当する』
業務にあたるの読み方は「ぎょうむにあたる」です。
一定期間に続けて行う仕事を意味する「業務」と、引き受けるという意味をもった「あたる」が組み合わされた言葉です。
『業務にあたる』には
- 継続して行う仕事を担当する
などの意味があります。
「業務にあたる」の正しい使い方を例文で紹介!
「業務にあたる」は、継続して行う仕事を担当することを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
本日より、私がこちらの業務にあたります。
例文②
マニュアルをしっかりと読み込んでから業務にあたってください。
例文③
この業務にあたっていた前任から引き継ぎを受けました。
例文④
薮さんは、15年間もこちらの業務にあたっています。
例文⑤
業務にあたる上での注意事項をおつたえします。
【業務にあたるを使う時の注意点】
「業務」は、仕事の中でも実際に行われる具体的な内容のことを指します。
「通常業務」「業務目標」などの言葉でも使われますので、併せて覚えておきましょう。
「業務にあたる」の類義語・言い換え3選
『業務にあたる』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 作業にあたる
- タスクに取り掛かる
- 業務に携わる
類義語①作業にあたるの意味
これから本日の作業にあたります。
類義語②タスクに取り掛かるの意味
コーヒーを一杯入れてから、タスクに取り掛かろう。
類義語③業務に携わるの意味
憧れていた業務に携わることができて嬉しい。
「業務にあたる」は英語で『in charge of business』
業務にあたるは英語の『in charge of business』に言い換えることができます。
英語の『in charge of work business』には
- 業務担当
などという意味があります。
「業務にあたる」の対義語・反対語は『業務から外れる』
業務にあたるの対義語は、『業務から外れる』になります。
業務から外れるには
- 継続して行う仕事の担当から除かれる
などの意味があり、業務の担当ではなくなったことを表す際に用いられます。
在庫チェックの業務から外れ、経理の担当になりました。
継続して行う仕事を担当するという意味をもつ「業務にあたる」に対して、業務の担当ではなくなったことを表す「業務から外れる」は、反対の意味の言葉として使うことができます。