「カモフラージュ」という言葉には、「表面をとりつくろって、人の目をごまかすこと」という意味があるカタカナ語です。
表面をとりつくろって、人の目をごまかすことを表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「カモフラージュ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
カモフラージュの意味は『表面をとりつくろって、人の目をごまかすこと』
カモフラージュの読み方は「かもふらーじゅ」です。
語源はフランス語で迷彩や偽装という意味のある「camouflage」です。
『カモフラージュ』には
- 表面をとりつくろって、人の目をごまかすこと
- 敵の目をくらますために、軍艦・戦車・建造物・身体などに迷彩などを施すこと
- 偽装
などの意味があります。
「カモフラージュ」の正しい使い方を例文で紹介!
「カモフラージュ」は、表面をとりつくろって、人の目をごまかすことを表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
うまくカモフラージュされていて、魚がいることに気づかなかった。
例文②
あの記事は交際を隠すためのカモフラージュだったのか。
例文③
カモフラージュ柄の洋服もかっこいいと思う。
例文④
彼女はカモフラージュメイクで傷を隠している。
例文⑤
彼にはカモフラージュフレンドがいるらしい。
【カモフラージュを使う時の注意点】
英語で使われるカモフラージュも同じ意味で使われています。
「カモフラージュ」の類義語・言い換え5選
『カモフラージュ』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 偽装
- 迷彩
- 保護色
- 隠れ蓑
- 化けの皮
類義語①偽装の意味
周囲のものと似た色や形にして姿を見分けにくくすること。特に、戦場などで行うもの。カムフラージュ。
引用:weblio辞書
ここにいることがバレないようにうまく偽装している。
類義語②迷彩の意味
敵の目をごまかすために、航空機・戦車・大砲・建築物・軍服などに不規則な彩色をし、他の物と区別がつきにくいようにすること。
引用:goo辞書
今年は迷彩服が流行っているようだ。
類義語③保護色の意味
動物の隠蔽色(いんぺいしょく)の一種。外敵から身を守るため、あるいは獲物を待ち伏せるため、周囲から目立たなくする体色や模様。
引用:weblio辞書
あの動物は不思議な柄をしていると思ったが保護色だったのか。
類義語④隠れ蓑の意味
実体を隠すための手段。
引用:goo辞書
新しい会社は隠れ蓑としてできたらしい。
類義語⑤化けの皮の意味
真相や正体などを包み隠している、いつわりの外見。
引用:weblio辞書
彼は誰よりも紳士的だと思ったが、化けの皮が剝がれた。
「カモフラージュ」と「カムフラージュ」の違いは?
「カモフラージュ」と「カムフラージュ」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「カモフラージュ」には表面をとりつくろって、人の目をごまかすことという意味がありますが、
それに対し「カムフラージュ」にも、表面をとりつくろって、人の目をごまかすことという意味があります。
表記が違うだけで、どちらも同じ意味があります。
「カモフラージュ」の対義語・反対語はない
カモフラージュの対義語は、ありません。