「アンバサダー」という言葉は、「商品やサービスなどの親善大使」という意味があるカタカナ語です。
日常生活でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「アンバサダー」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
アンバサダーの意味は『商品やサービスなどの親善大使』
【アンバサダーの意味】
基本的には英語で「大使」や「使節」「代表」といった意味で用いられる語。名詞。日本語では「親善大使」のような意味合いで「アンバサダー」の語が用いられる場合がある。
引用：Weblio辞書
アンバサダーの読み方は「あんばさだー」です。
語源は、大使や使節・代表を表す、英語のambassadorです。
『アンバサダー』には
- 大使
- 代表
- 親善大使
などの意味があります。
「アンバサダー」の正しい使い方を例文で紹介！
「アンバサダー」は、何かの親善大使のような立場を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子有名人がアンバサダーをしているダイエットサプリを買ってみました。
例文②
B男この度、こちらの商品のアンバサダーを務めさせていただくことになりました！
例文③
C子あのアイドルが、テーマパークのアンバサダーをするらしい。
例文④
B子この商品はお笑い芸人がアンバサダーとなり、YouTubeで商品紹介をしている。
例文⑤
C男僕もSNSで知名度を上げて、何かのアンバサダーになりたい。
【アンバサダーを使う時の注意点】
元は、大使という意味の「アンバサダー」ですが、最近ではイメージキャラクターや宣伝係のようなニュアンスで使われることが多いです。
また、その商品やサービスのファンが「アンバサダー」として活躍する傾向にあります。
「アンバサダー」の類義語・言い換え3選
『アンバサダー』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- インフルエンサー
- メッセンジャー
- エバンジェリスト
類義語①インフルエンサーの意味
《影響、感化、効果の意》他に影響力のある人やもののこと。特に、インターネットの消費者発信型メディア（CGM）において他の消費者に大きな影響を与える人。
引用：goo辞書
B子このパンは、インフルエンサーが紹介してから飛ぶように売れています。
類義語②メッセンジャーの意味
品物・手紙・伝言などを届けたり伝えたりする人。使者。
引用：goo辞書
A子兄は妹をメッセンジャーとして父の元へ送った。
類義語③エバンジェリストの意味
製品などの啓発・宣伝を行う人。
引用：goo辞書
B男彼はエバンジェリストとしての資質をもっています。
「アンバサダー」と「インフルエンサー」の違いは？
「アンバサダー」と「インフルエンサー」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「アンバサダー」には親善大使という意味がありますが、
それに対し「インフルエンサー」には、他に影響力のある人やもののことという意味があります。
「アンバサダー」である人は、元からその商品のことが好きだったり詳しかったりするファンであることが多いため、周囲に対する影響力が強いとは限りません。
しかし、「インフルエンサー」は、インフルエンサー自身にファンがいることやSNSのフォロー数が多いため、周囲に対する影響力が強い人物です。
「アンバサダー」と「インフルエンサー」は似ていますが、ニュアンスが異なりますので、注意しましょう。
「アンバサダー」の対義語・反対語はない
アンバサダーの対義語は、ありません。
