「不意打ち」という言葉には、「予告なしに物事を行うこと」という意味があります。
予測をしていないときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「不意打ち」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
不意打ちの意味は『予告なしに物事を行うこと』
不意打ちの読み方は「ふいうち」です。
語源は不意を討つです。
『不意』には
- 思いがけないこと
- 突然の事
などの意味があります。
「不意打ち」の正しい使い方を例文で紹介!
「不意打ち」は、思いがけない時に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
不意打ちの攻撃に怪我を負ってしまった。
例文②
昨日の不意打ちのテストの出来は散々だった。
例文③
彼らの不意打ちの行動に胸がときめいた。
【不意打ちを使う時の注意点】
不意打ちは相手を出し抜く場合に使うことが多くネガティブな言葉です。
また欧米ではこのような文化がなく、敬遠されることが多いので気を付けたほうが良いでしょう。
「不意打ち」の類義語・言い換え4選
『不意打ち』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 予想外
- 想定外
- 虚を衝く
- 隙を突く
類義語①予想外の意味
予想と違った成り行きとなること。また、そのさま。思いのほか・意外。
引用:goo辞書
彼女の予想外の健闘に驚いた。
類義語②想定外の意味
事前に予想した範囲を越えていること。
引用:goo辞書
この実験結果は全くの想定外であった。
類義語③虚を衝くの意味
相手の弱点や無防備につけ込んで攻撃する。
引用:goo辞書
虚を突かれて返事に迷いが生じた。
類義語④隙を突くの意味
わずかに攻め入る余地を見つけ、そこ目掛けて攻めるさまなどを意味する語。
引用:weblio辞書
相手の隙を突いた見事な作戦です。
「不意打ち」は英語で『surprise』
不意打ちは英語の『surprise』に言い換えることができます。
英語の『surprise』には
- 驚かす
- びっくりさせる
という意味があります。
「不意打ち」の対義語・反対語はありません
不意打ちの対義語は、ありません。