「アサップ(ASAP)」の意味やビジネスシーンでの正しい使い方とは?例文・言い換え・対義語まとめ!

ノート

『アサップ』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『できるだけ早く』という意味があります。

初めて『アサップ』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか。

しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。

この記事では『アサップ』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。

目次

アサップの意味は『できるだけ早く』

人物

【アサップの意味】

「as soon as possible」の略称だ。これは、「なるべく早く」や「できるだけ早く」、「可及的速やかに」などの意味を持つ言葉である。また、「asap」や「A.S.A.P.」などと表記することもある。

引用:weblio辞書

『アサップ』には

  • なるべく早く
  • できるだけ早く
  • 可及的速やかに

などの意味があります。

A子

集合場所にアサップで来てほしい!

アサップの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)

人物

ビジネスシーンで使う『アサップ』は、『できるだけ早めに』『最優先』などがあります。

例文①できるだけ早めにという意味で使う時

【Before】

C子

お客様からの急な要望が入りましたので、できるだけ早めに対応してください。

【After】

C子

お客様からの急な要望が入りましたので、ASAPで対応してください。

例文②最優先という意味で使う時

【Before】

上司

会議の議事録を最優先でまとめてほしい。

【After】

上司

会議の議事録をアサップでまとめてほしい。

ビジネスシーンで『アサップ』と言われた時は、『できるだけ早く・最優先で』と受け取ると良いでしょう。

【注意点】

アサップは日常でも使われるということもあり、カジュアルなニュアンスで受け取る方もいる為、目上の方や上司の方には使わないようにしましょう。

アサップの類義語4選

時計

『アサップ』の類義語は4つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 取り急ぎ
  2. 早期
  3. 早急に
  4. 速やか

類義語①取り急ぎの意味

「取り急ぎ」とは、ビジネスメールなどの丁寧な文脈で「ひとまず急いで(~します)」という意味の表現として用いられる言い方である。「取り急ぎご連絡まで。」のような言い回しで用いられることが多い。

引用:weblio辞書

C子

今回の件は、取り急ぎ連絡させていただきます。

類義語②早期の意味

はやい時期。まだ物事が十分に進行していない時期。「胃癌(がん)の—発見」

引用:weblio辞書

類義語③早急にの意味

「早急」の連用形。とても急いで何かをする、などの意味の表現。

引用:weblio辞書

上司

早急に、解決案を作成する必要があります。

類義語④速やかの意味

物事の進行がはやいさま。時間をおかずにすぐ行うさま。「—に決断する」

引用:weblio辞書

アサップの対義語・反対語は『手隙』

カップ

アサップの対義語は、『手隙』になります。

手隙の意味

[名・形動]することがなくて暇なこと。手のあいていること。また、そのさま。「—なら手伝ってくれ」

引用:weblio辞書

手隙には

  • することがなくて暇なこと
  • 手のあいていること

などの意味があり、時間が空いている相手に何かをお願いする際に用いられます

アサップはできるだけ早く対応してほしい時に使われますが、「手隙」は相手の時間が空いた時に作業等をお願いする際の言葉として使われます。

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