「年商」という言葉には、「企業や商店などの1年間の総売上高」という意味があります。
ビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「年商」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「年商」の意味は『企業や商店などの1年間の総売上高』
年商の読み方は「ねんしょう」です。
語源はよくわかっていません。
- 「年」は1年
- 「商」は売り買いして利益を得る・あきなう・あきない
の2つが合わさってできた言葉です。
『年商』の意味は
- 企業・商店などの1年間の総売上高
になります。
「年商」の正しい使い方を例文で紹介!
「年商」は、企業の紹介などで使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
あの会社は年商1億円だと言われています。
例文②
年商3000万円を目指して頑張ります。
例文③
お店の目標とする年商を設定して去年より売り上げを上げたいです。
【年商を使う時の注意点】
経理会計や企業紹介によく使われる言葉ですが、
似たような言葉も多いので使う場合にはしっかりと意味を理解したうえで使うようにしましょう。
「年商」の類義語・言い換え3選
『年商』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 売り上げ
- 売れ高
- 水揚げ
類義語①売り上げの意味
商品などを売って得た代金の総額。売上高。売上金。
引用:goo辞書
今度のイベントでは売り上げの最高記録を作りましょう。
類義語②売れ高の意味
売れた商品の数量。また、その金額。
引用:goo辞書
この立地だとこれぐらいの売れ高が予想できると思います。
類義語③水揚げの意味
商売などの売り上げや稼ぎ高。
引用:goo辞書
本日の水揚げは10万円程度でした。
「年商」と「年収」の違いは?
「年商」と「年収」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「年商」には企業や商店などの1年間の総売上高という意味がありますが、
それに対し「年収」には、1年間の収入という意味があります。
年商は企業の売上高であり年収は個人の収入の事になります。
年収は企業に対して使われる言葉ではありません。
使用する際には主語が企業なのか個人なのかで判断をするようにしましょう。
「年商」は英語で『annual sales』
年商は英語の『annual sales』に言い換えることができます。
英語の『annual sales』には
- 年間売り上げ
という意味があります。
「年商」の対義語・反対語はありません
年商の対義語は、ありません。