「紺碧」という言葉には、「黒みを帯びた紺色」という意味があります。
深い青色を表す際に使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「紺碧」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「紺碧」の意味は『黒みを帯びた紺色』
紺碧の読み方は「こんぺき」です。
明確な語源や由来はありませんが、「紺」と「碧」のそれぞれの意味は、
- 「紺」は、紫を帯びた濃い青色」
- 「碧」は、深い青色
この2つが合わさってできた言葉です。
『紺碧』には
- 黒みを帯びた紺色
などの意味があります。
「紺碧」の正しい使い方を例文で紹介!
「紺碧」は、空や海の透明感や鮮やかさを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
ふと見上げた紺碧の空が綺麗だった。
例文②
穏やかな紺碧の海を眺めていると、心が落ち着く。
例文③
ハワイで見た紺碧の水面には感動したなぁ。
例文④
結婚式では、父の好きな色である紺碧のドレスを着たい。
例文⑤
今日はすっきりと晴れていて、紺碧の空がきれいだ。
【紺碧を使う時の注意点】
「紺碧」は、日差しの強い夏の青空のような深く濃い青色を表す、日本の伝統的な色です。
「紺碧」の類義語・言い換え3選
『紺碧』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 瑠璃色
- 群青
- インディゴ
類義語①瑠璃色の意味
紫色を帯びた濃い青色。
引用:goo辞書
彼女の瑠璃色のスカートが風に揺れて綺麗でした。
類義語②群青の意味
鮮やかな藍青 (らんせい) 色の絵の具。また、その色。藍銅鉱 (らんどうこう) を原料として製する。
引用:goo辞書
群青に染まった海の写真を見ました。
類義語③インディゴの意味
日本語で「藍色」を意味する英単語である。
引用:Weblio辞書
インディゴのジーンズを買いました。
「紺碧」は英語で『deep blue』
紺碧は英語の『deep blue』に言い換えることができます。
英語の『deep blue』には
- 濃い青
という意味があります。
「紺碧」の対義語・反対語は、ありません
紺碧の対義語は、ありません。