横槍を入れるの意味とは?ビジネスでの正しい使い方・例文を超簡単解説!

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「横槍を入れる」という言葉には、「第三者が口出しをして妨害する」という意味があります。

他者に邪魔をされたときの表現でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「横やりを入れる」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

横槍を入れるの意味は『第三者が口出しをして妨害する』

【横槍を入れるの意味】

第三者が横から人の話や仕事に口を出して妨害すること。差し出口をすること。

引用:weblio辞書

横槍を入れるの読み方は「よこやりをいれる」です。

横槍とは戦国時代の合戦で対戦中の部隊の横から別の部隊が槍で攻め込む戦術をいい、

これが転じて商談中などに口を挟み妨害するという意味になったとされています。

『横槍を入れる』には

  • 第三者が横から人の話や仕事に口出しをして妨害すること
  • 差し出口をすること

などの意味があります。

「横槍を入れる」の正しい使い方を例文で紹介!

横槍を入れる」は、商談や契約ごとの時に第三者から邪魔をされたときに使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

契約まであと少しというところで他社に横槍を入れられて保留にされています。

例文②

B男

野球の試合は土砂降りの雨という横槍が入り中止となりました。

例文③

C子

人の話に横槍を入れることはマナーがいいとは言えません。

例文④

B子

悔しいけれど横槍を入れられてからがんばれなかった自分のせいです。

【横槍を入れるを使う時の注意点】

横槍を入れるという言葉は全くの第三者が口出しをして、

水を差してしまうことを指して言うことが多いです。

良かれと思ってしたアドバイスも第三者が口を出すことで思わぬ横槍を入れてしまうことにならないよう、注意をしましょう。

「横槍を入れる」の類義語・言い換え4選

横槍を入れる』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 茶茶を入れる
  2. 口出しをする
  3. ちょっかいを出す
  4. 水をさす

類義語①茶茶を入れるの意味

じゃまをする。水をさす。

引用:goo辞書

B子

両親の会話に茶々を入れたら怒られました。

類義語②口出しをするの意味

他人の話に割り込んで自分の意見を言うこと。差し出口。容喙。

引用:goo辞書

A子

大事の話の途中で口出しするのはやめてください。

類義語③ちょっかいを出すの意味

 よけいな手出しや干渉をする。

引用:goo辞書

B男

勉強をしているときにちょっかいを出さないでください。

類義語④水をさすの意味

 仲のいい者どうしや、うまく進行している事などに、わきから邪魔をする。

引用:goo辞書

B子

研究発表の準備をしてきたのに水をさされてしまって落ち込んでいます。

「横槍」と「横車」の違いは?

横槍」と「横車」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

横槍を入れる」には第三者が口出しをし妨害するという意味がありますが、

それに対し「横車を押す」には、無理を通すという意味があります。

横槍は入れると表現しますが横車は入れるとは表現しません。

全く違う内容の言葉になりますので使う際には混同しないように注意しましょう。

「横槍を入れる」は英語で『interrupt』

横槍を入れるは英語の『interrupt』に言い換えることができます。

interruptの意味

(…を)さえぎる、中断する、腰を折る

引用:weblio英和辞書・和英辞書

英語の『interrupt』には

  • 中断する
  • 腰を折る

という意味があります。

「横槍を入れる」の対義語・反対語はありません

横槍を入れるの対義語は、ありません

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