『プリンシパル』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『最も重要な』という意味があります。
初めて『プリンシパル』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか。
しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。
この記事では『プリンシパル』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
プリンシパルの意味は3パターン
プリンシパルの意味①『主な・主要な』
「principal」とは、「主な」、「主要な」といった意味を持つ英単語である。これは形容詞として用いた場合で、名刺にすると「校長」や「学長」、「社長」といった意味になる。契約書などで「principal」が用いられる場合は、「本人」と訳される。
引用:weblio辞書
『プリンシパル』には
- 主な
- 主要な
などの意味があります。
プリンシパルな目的の為に、1週間頑張る。
プリンシパルの意味②『第1位の・校長・社長』
「プリンシパル」とは、「主な」「最も重要な」「第1位の」という意味である。学校では「校長」、IT業界では「認証されたユーザー、サーバー」や「.NET Framework のセキュリティにおけるユーザーIDとロール」を表すほか、ビジネス業界では「CEOなどの経営トップ」や「仕事を依頼する側の人」を、金融業界では「プリンシパルインベストメント(PI)=自己資金投資」を意味する言葉だ。
引用:weblio辞書
『プリンシパル』には
・第1位の
・校長
・CEOなどの経営トップ
・仕事を依頼する側の人
などの意味があります。
プリンシパルは仕事熱心で、とても尊敬できる人だ。
プリンシパルの意味③『主要な人・最も重要な人・バレエなどの主役』
Principal。そのバレエ団のトップの階級にいるダンサー。通常は主役しか踊らない。バレエ団によってはファースト・ソリストということもある。
引用:weblio辞書
『プリンシパル』には
・バレエ団のトップの階級にいるダンサー
などの意味があります。
プリンシパルに選ばれるために、努力をする。
プリンシパルの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)
ビジネスシーンで使う『プリンシパル』は、『経営トップ』『仕事を依頼する側の人』などがあります。
例文①経営トップという意味で使う時
【Before】
名刺の肩書に、経営トップと記載する。
【After】
名刺の肩書に、プリンシパルと記載する。
例文②仕事を依頼する側の人という意味で使う時
【Before】
依頼人からの要望には、迅速に対応するようにしてください。
【After】
プリンシパルからの要望には、迅速に対応するようにしてください。
ビジネスシーンで『プリンシパル』と言われた時は、『偉い人の役職名』『委託する依頼人』と受け取ると良いでしょう。
【注意点】
「プリンシパル(principal)」に似たスペルでまったく意味の違う「プリンシプル(principle)」という単語もあるので注意してください。
「プリンシプル(principle)」は、原理・原則・法則のことを意味する言葉になります。
発音も似ているので言葉で聞くだけでは、どちらの意味になるのか判別する事が難しいです。
前後の文脈をしっかり聞き取って、意味を判断してください。
プリンシパルの類義語4選
『プリンシパル』の類義語は4つあります。
①ディーン(dean)
②クライアント(client)
③ヘッドマスター(Headmaster)
④メイン(main)
類義語①ディーン(dean)の意味
(大学の)学部長、(米大学・中等学校の)学生部長、学生監、(cathedral の)首席司祭、(大)聖堂参事会長、(団体・同業者などの)最古参者、長老
類義語②クライアント(client)の意味
一般には専門家に相談にくる依頼人のことであるが、広告業界では、媒体、広告代理店と取引のある広告主のことをいう。よくスポンサーと混同されているが、スポンサーはテレビ・ラジオの広告主のことをいっているもので、印刷媒体の広告主についていうには適当でない。クライアントの中には、テレビ・ラジオのスポンサーにはなっていないところもあるので、クライアントをスポンサーというのは正確ではない。
引用:weblio辞書
次のクライアントとの打ち合わせは13時からだ。
類義語③ヘッドマスター(Headmaster)の意味
小中高の校長。女性の校長をHeadmistressといいます。Principalと呼ばれることもあります。
引用:weblio辞書
類義語④メイン(main)の意味
主な、主要な、主要部をなす
メインサーバーにはだれでも接続できる。
プリンシパルの関連用語4選
『プリンシパル』の関連用語は4つあります。
①プリンシパルエンティティ
②school principal(学校長)
③principal component analysis(主成分分析)
④principal investigator(主任研究員)
関連用語①プリンシパルエンティティの意味
「プリンシパルエンティティ」とは、AWS(Amazon Web Services)で使われる用語である。ID、サービスとリソースへのアクセスを安全に管理するためのIAMシステムにおいて、エンティティ (AWSアカウントのルートユーザー、IAMユーザー、またはロールユーザー)のうちで、信頼できるエンティティとして、「権限を委譲され、リクエストを送信するユーザーまたはアプリケーション」のことを、プリンシパルエンティティという。
引用:weblio辞書
関連用語②school principal(学校長)の意味
「school principal」とは、「学校長」、「校長先生」など、学校を管理する権限を持つ教育者を意味する言葉である。「He is the school principal of the school my son attends.(彼は息子が通っている学校の校長先生だ。)」のように用いられる。
引用:weblio辞書
関連用語③principal component analysis(主成分分析)の意味
「principal component analysis」とは、「主成分分析」を意味する表現だ。「PCA」と略されることもある。
引用:weblio辞書
関連用語④principal investigator(主任研究員)の意味
「principal investigator」とは、「主任研究員」、「研究室主宰者」、「研究代表者」などを意味する表現である。「He is the principal investigator of the institute.(彼はこの研究所の、主任研究員である。)」のように用いられる。
引用:weblio辞書
プリンシパルの対義語・反対語はありません
プリンシパルの対義語はありません。
「プリンシパル」は文脈によって意味が異なるので、しっかりと意味を理解したうえで、反対の言葉に置き換えて使用して下さい。