とばり(帳)とはどういう意味?正しい使い方・例文をわかりやすく解説!

窓

「とばり」という言葉には、「物をおおいかくすもの」という意味があります。

日常生活ではあまり使われない言葉ですので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「とばり」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

とばりの意味は『物をおおいかくすもの』

カーテン

【とばりの意味】

1 室内や外部との境などに垂らして、区切りや隔てとする布帛 (ふはく) 。たれぎぬ。たれぬの。

2 物をおおいかくすもの。さえぎって見えないようにするもの。

引用:goo辞書

とばりの漢字表記は「」です。

明確な語源は不明ですが、上から吊った布を下ろして目隠しや仕切りにするカーテンの様な垂れ布のことを「帳(とばり)」と呼んでいました。

目隠しの役割から、物を覆い隠すことや、遮って見えなくするという意味をもつようになったと言われています。

『とばり』には

  • 室内や外部との境などに垂らして、区切りや隔てとする布帛 
  • たれぎぬ
  • たれぬの
  • 物をおおいかくすもの
  • さえぎって見えないようにするもの

などの意味があります。

とばりの正しい使い方を例文で紹介!

カーテン

とばり」は、物をおおいかくすものを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

夜のとばりが降りた頃、作戦を決行しよう。

例文②

B男

もうどの家でもとばりを下ろす頃だ。日暮れが早くなったなぁ。

例文③

C子

そろそろとばりを下そう。

例文④

B子

紅葉のとばりが一面に広がっている。

例文⑤

C男

早朝、霧のとばりの中を散歩しました。

とばりを使う時の注意点】

「とばり」は、「夜のとばり」や「紅葉のとばり」という表現で使われることが多いです。

  • 「夜のとばり」は、暗くなった様子
  • 「紅葉のとばり」は、紅葉が一面に広がっている様子

を意味しますので併せて覚えておきましょう。

とばり類義語・言い換え2選

カーテン

とばり』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 盲目

類義語①幕の意味

布を縫い合わせるなどして作り、仕切りや隔て、また装飾として垂らしたりめぐらしたりするもの。

引用:goo辞書

B子

入学式のために、紅白の幕が張られました。

類義語②遮るの意味

間に隔てになるものを置いて、向こうを見えなくする。

引用:goo辞書

A子

これ以上進めないように、遮られている。

静謐の意味

とばりは英語で『shroud of

カーテン

とばりは英語の『shroud of』に言い換えることができます。

shroud ofの意味

包むもの、おおい、幕、とばり

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『shroud of』には

  • 包むもの
  • おおい
  • とばり

という意味があります。

「とばり」の対義語・反対語はありません

女性

とばりの対義語は、ありません

朝ぼらけの意味

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