「頭が切れる」という言葉には、「物事に対する考え方が鋭く問題を素早く解決できること」という意味があります。
日常会話でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「頭が切れる」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
頭が切れるの意味は『物事に対する考え方が鋭く問題を素早く解決できること』
頭が切れるの読み方は「あたまがきれる」です。
語源は分かりませんが、考える力を意味する「頭」と物事をうまくこなす力を表す「切れる」を組み合わせた言葉です。
『頭が切れる』には
- 物の考え方が鋭い
- 問題をみごとにすばやく解決できる
- 頭の回転が速い
などの意味があります。
「頭が切れる」の正しい使い方を例文で紹介!
「頭が切れる」は、人が物事を素早く鋭く考えることができ、問題をうまく解決できる様子を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
彼は一見何も考えていないように見えるが、クラスではいちばん頭が切れる人です。
例文②
社長は頭が切れるだけでなく、容姿も素敵なので人気があります。
例文③
彼は頭が切れる人なので、このプロジェクトのリーダーに適任だと思います。
例文④
営業部に配属された新人はなかなか頭が切れるらしいです。
例文⑤
私の彼女は頭が切れる人なので頼りにしています。
【頭が切れるを使う時の注意点】
「頭が切れる」は物事に対する考え方が鋭く問題を素早く解決できることを意味し、頭の回転のよさ・速さ・鋭さを刃物の切れ味に例えている表現です。
例文のように、頭の回転が速い人・考える力が高い人・物事をうまく解決できる人を褒める時に使われます。
「頭が切れる」の類義語・言い換え5選
『頭が切れる』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 頭の回転が速い
- 聡明
- 賢い
- 冴えた
- 機転が利く
類義語①頭の回転が速いの意味
頭脳がよくはたらき、次々に考えを出したりまとめたりする。頭が切れる。
引用:goo辞書
あの人は頭の回転が速いのでリーダー的な存在です。
類義語②聡明の意味
娘が付き合っている彼は、聡明な人なので親として安心できる。
類義語③賢いの意味
読み方:かしこい
- (賢い)頭の働きが鋭く、知能にすぐれている。利口だ。賢明だ。
- (賢い)抜け目がない。要領がいい。
- 恐れ多く、もったいない。
- 神や自然などの超越的なものに対して、畏怖の念を覚えるさま。恐ろしい。恐るべきだ。
- 尊い。ありがたい。
- すばらしい。結構だ。りっぱだ。
- 都合がよい。運がいい。幸いだ。
- (連用形を用いて副詞的に)程度のはなはだしいさま。非常に。盛大に。
引用:goo辞書
あの子は賢い子なので、危ないことはしないでしょう。
類義語④冴えたの意味
息子の塾の先生は頭の冴えた先生で、授業が分かりやすいと評判です。
類義語⑤機転が利くの意味
今年の新人は機転が利く子なので助かっています。
「頭が切れる」は英語で『sharp mind』
頭が切れるは英語の『sharp mind』に言い換えることができます。
英語の『sharp mind』には
- 頭のさえ
- 鋭い知性
という意味があります。
「頭が切れる」の対義語・反対語はありません
頭が切れるの対義語は、ありません。