情弱の意味とは?ビジネスでのスマートな使い方・例文を解説!対義語・類義語まとめ!

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「情弱」という言葉には、「情報資源に満足にアクセスできない人・情報を充分に活用できない人」という意味があります。

SNSやネットの掲示板でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「情弱」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

情弱の意味は『情報資源に満足にアクセスできない人・情報を充分に活用できない人』

男性

【情弱の意味】

別名:情報弱者

情弱とは、情報資源に満足にアクセスできない人や、情報を充分に活用できない人を指す俗称である。

引用:weblio辞書

情弱の読み方は「じょうじゃく」です。

語源はインターネット掲示板での使用がきっかけで「情報弱者」の略してできた言葉で、

  • 「情」は物に感じて動く心の働き・いきさつ・おもむき
  • 「弱」はよわいこと・よわいもの

の2つが合わさってできた言葉です。

『情弱』には

  • 情報資源に満足にアクセスできない人
  • 情報を充分に活用できない人

などの意味があります。

情弱の正しい使い方を例文で紹介!

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情弱」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①相手に情報や知識がないことを揶揄し馬鹿にするシーン

相手に情報や知識がないことを揶揄し馬鹿にするシーン時に使われます。

【例文①】

B男

スマホで調べたらすぐにわかることなのに、君は情弱だね。

【例文②】

B子

あなたは情弱過ぎて話が通じないので他の人を呼んでください。

例文②自分の情報や知識のなさに対し卑下するシーン

自分の情報や知識のなさに対し卑下するシーン時に使われます。

【例文①】

B男

私はその分野に関して情弱なので、教えていただきありがたいと思っています。

【例文②】

B子

その件に関しては情弱なので詳しく教えてほしいです。

情弱を使う時の注意点】

情弱」は、「情報弱者」の略で情報の入手において不利な環境にいる人・情報の価値や真偽の判断に慣れていない人を指しています。

また、「情弱」は情報格差社会で生まれたネットスラングでネガティブなニュアンスを含み、やや侮蔑的な意味を込めて使われる言葉なのでビジネスシーンなどで使う際は注意が必要です。

情弱類義語・言い換え3

女性

情弱』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 情報難民
  2. 情報リテラシーが低い
  3. 世間知らず

類義語①情報難民の意味

マスメディアに対して批判的で、インターネット上の情報は無批判に受け入れてしまう、情報リテラシーの低い人。マスメディアの言説を拒絶することで自分に批評力があると思い込み、インターネット上に流れる情報、特にマスメディアの言説に対して否定的な情報については、その信憑性を吟味することなく受け入れてしまう。

引用:goo辞書

B子

情報難民に陥りやすい人は、ネットにアクセスすることに慣れていない高齢者が多いのだと思います。

類義語②情報リテラシーが低いの意味

情報の意味

「伝えられる内容」のことである。主に「伝達」という行為においてやりとりされる、事実、知識、データ、合図(信号)、等々、あるいは、その事実や知識を伝達するという行為そのもの。あるいは、「しらせ」(知らせ・報せ)。

引用:weblio辞書

リテラシーの意味

  1. 読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。
  2. 特定の分野に関する知識や、活用する能力。

引用:コトバンク

低いの意味

物事の程度が、他よりも下である。また、水準以下である。

引用:goo辞書

A子

父は、あまりパソコンを使わないからか情報リテラシーが低いです。

類義語③世間知らずの意味

経験が浅く、世の中の事情にうといこと。また、その人やそのさま。世間見ず。

引用:goo辞書

B男

この間入社したばかりの世間知らずの新人に任せられません。

若輩者の意味

情弱「脆弱」の違いは?

女性

「情弱」と「脆弱」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

情弱」には情報資源に満足にアクセスできない人・情報を充分に活用できない人という意味がありますが、

それに対し「脆弱」には、もろくて弱いこと。また、そのさま。という意味があります。

どちらも「弱」という漢字が使われ似ていますが、意味は全く違っており「情弱」は知り得た情報の価値や真偽を判断するスキルの低い人に対して使われています。

一方で、「脆弱」は物理的に耐久性がなくすぐに壊れる物に対しても使われますし、身体的あるいは精神的に弱く、体や心を壊して体調や精神が悪化しがちな人に対しても使われている言葉です。

情弱は英語で『information poor

男性

情弱は英語の『information poor』に言い換えることができます。

information の意味

情報、知識、(情報・知識の)通知、伝達、(駅・ホテルなどの)案内(係、所)、受付(係)、インフォーメーション、(電話交換局の)案内(係)、情報量

引用:weblio英和辞典・和英辞典

poorの意味

貧しい、貧乏な、貧乏な人々、貧民、(数量が)乏しい、不十分な、貧弱な、弱い、悪くした、害した

引用:weblio英和辞典・和英辞典

英語の『information poor』には

  • 情報弱者
  • 情報・知識が乏しい

という意味があります。

「情弱」の対義語・反対語は『情報強者

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情弱の対義語は、『情報強者』になります。

情報の意味

「伝えられる内容」のことである。主に「伝達」という行為においてやりとりされる、事実、知識、データ、合図(信号)、等々、あるいは、その事実や知識を伝達するという行為そのもの。あるいは、「しらせ」(知らせ・報せ)。

引用:weblio辞書

強者の意味

強い者。他にまさる力や権力をもつ者。

引用:goo辞書

情報強者には

  • 必要な情報を効率よく収集して正確に判断・活用できる人のこと

などの意味があり、必要な情報を効率よく収集して正確に判断・活用できる人のことを表すときに用いられます。

B男

情報強者である技術部の方々が、PCやスマートフォンを駆使して手際よく業務を処理してくれています。

情報強者」は「情強」とも言われ、情報を効率よく収集し、性格に判断・活用できる人を指しています。

一方で、「情弱」は情報をうまく収集できない人やそれを活用できない人の事を指している言葉です。

良識の意味

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