「追記」という言葉には、「あとからさらに書き足すことや書き足した文章」という意味があります。
ビジネスシーンなどでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「追記」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「追記」の意味は『あとからさらに書き足すことや書き足した文章』
追記の読み方は「ついき」です。
明確な語源や由来はありませんが、「追」と「記」のそれぞれの意味は、
- 「追」は、あとから
- 「記」は、書き記す
この2つが合わさってできた言葉です。
『追記』には
- あとからさらに書き足すこと
- あとから書き足した文章
などの意味があります。
「追記」の正しい使い方を例文で紹介!
「追記」は、あとからさらに書き足すことや書き足した文章を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①

修正箇所を追記しました。
例文②

アドバイスいただいたとおり、補足説明を追記しました。
例文③

欄外に追記しておきました。
例文④

その件については、メールの末尾に追記されていました。
例文⑤

追記が多くなりすぎないようにしてください。
【追記を使う時の注意点】
「追記」は、すでに送った文書やメールに補足情報を加える際に使います。
ビジネスシーンでも使えますが、目上の方には「補足いたします」「念のため付記いたします」などの表現に言い換える方がより丁寧です。
「追記」の類義語・言い換え4選
『追記』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 補足
- 加筆
- 書き足す
- 追加
類義語①補足の意味
不十分なところを付け足して、補うこと。
引用:Weblio辞書

先ほどの説明の補足をさせてください。
類義語②加筆の意味
文章などを部分的に直したり、書き加えたりすること。
引用:Weblio辞書

環境面からの影響についても加筆してください。
類義語③書き足すの意味
不十分な点を補って書く。書き加える。
引用:Weblio辞書

担当からの一言を書き足しました。
類義語④追加の意味
既にあるものをさらに加えることや足りないものを補うこと、あるいは増加したものや付け加えたものなどを意味する表現。
引用:Weblio辞書

注意事項を追加しておきました。

「追記」は英語で『edit』
追記は英語の『edit』に言い換えることができます。
英語の『edit』には
- 追記
という意味があります。
「追記」の対義語・反対語はありません
追記の対義語は、ありません。
