「ソース顔」という言葉には、「目鼻立ちがくっきりしていて濃いさま」という意味があります。
人の顔のタイプを表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ソース顔」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「ソース顔」の意味は『目鼻立ちがくっきりしていて濃いさま』

ソース顔の読み方は「そーすがお」です。
語源は、昭和後期に生まれた俗語で、あっさりとした顔立ちを表す「しょうゆ顔」の対比として、濃くてはっきりとしている顔を調味料を使った比喩表現で「ソース顔」と表すようになりました。
『ソース顔』には
- 目鼻立ちがくっきりしていて濃いさま
- どちらかといえばくどい顔立ち
などの意味があります。
「ソース顔」の正しい使い方を例文で紹介!

「ソース顔」は、目鼻立ちがくっきりしていて濃いさまを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①

ソース顔がタイプです。
例文②

ソース顔だとよく言われます。
例文③

ソース顔よりも中性的な顔立ちの方が好きです。
例文④

息子はかなりソース顔なので、よくハーフに間違われます。
例文⑤

ソース顔で高身長な男になりたかったなあ。
【ソース顔を使う時の注意点】
「ソース顔」は、主に目鼻立ちがはっきりして濃い印象の男性の顔立ちを指します。
人の外見に関わる言葉なので、使用の際には気をつけましょう。
「ソース顔」の類義語・言い換えは「縄文顔」

『ソース顔』の類義語や言い換えの言葉は「縄文顔」です。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 縄文顔
類義語①縄文顔の意味
起伏があり毛深い、縄文人を連想させる、濃い顔立ち。薄い顔立ちの「弥生顔」との対比で用いられる。
引用:Weblio辞書

父はかなりの縄文顔だ。

「ソース顔」と「しょうゆ顔」の違いは?

「ソース顔」と「しょうゆ顔」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「ソース顔」には目鼻立ちがくっきりしていて濃いさまという意味がありますが、
それに対し「しょうゆ顔」には、あっさりした薄めの顔立ちという意味があります。
「ソース顔」は、濃い印象の顔立ちであるのに対して、「しょうゆ顔」は、薄めであっさりした顔立ちを意味するため、対比として用いられることが多いです。
「ソース顔」は英語で『sharply sculpted face』

ソース顔は英語の『sharply sculpted face』に言い換えることができます。
英語の『sharply sculpted face』には
- 彫りの深い顔
という意味があります。
「ソース顔」の対義語・反対語は『塩顔』

ソース顔の対義語は、『塩顔』になります。
塩顔には
- 日本人的な平ための顔を表す「しょうゆ顔」よりも、更に目が細いことや色白である人の顔を意味する俗語
などの意味があり、目が細くてあっさりした顔立ちを表す際に用いられます。

塩顔イケメンに生まれ変わりたい。
目鼻立ちがくっきりしていて濃いさまという意味の「ソース顔」に対して、あっさりしている顔立ちを意味する「塩顔」は、反対の意味の言葉として使うことができます。
