「イレギュラー」という言葉は、「不規則であること」という意味があるカタカナ語です。
日常生活でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「イレギュラー」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「イレギュラー」の意味は『不規則であること』
イレギュラーの読み方は「いれぎゅらー」です。
語源は、普通の型やルールから外れているという意味の英語「irregular」です。
『イレギュラー』には
- 不規則であること
- 変則的であること
- 不正なこと
などの意味があります。
「イレギュラー」の正しい使い方を例文で紹介!
「イレギュラー」は、不規則であることを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①

イレギュラー対応が多くて、疲れました。
例文②

今週はイレギュラーなシフトが多い。
例文③

イレギュラーな対応も彼はスマートにこなしている。
例文④

イレギュラーなトラブルに巻き込まれてしまった。
例文⑤

普段は火曜休みだけど、今週はイレギュラーで出勤になった。
【イレギュラーを使う時の注意点】
「イレギュラー」は、例外的であることや、通常と違うという意味で日常生活やビジネスシーンでよく使われる表現です。
ややカジュアルなニュアンスの言葉ですので、改まった場面では「予定外」「特例」などの言葉で言い換えるとよいでしょう。
「イレギュラー」の類義語・言い換え4選
『イレギュラー』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 例外
- 変則
- 特例
- 異例
類義語①例外の意味
通例にあてはまらないこと。一般原則の適用を受けないこと。また、そのもの。
引用:Weblio辞書

原則として副業は禁止ですが、例外もあります。
類義語②変則の意味
普通の規則・規定・方法にはずれていること。また、そのさま。
引用:Weblio辞書

今週は変則的なシフトなので気をつけてください。
類義語③特例の意味
特別に設けた例外。
引用:Weblio辞書

入学手続きは人によって特例があります。
類義語④異例の意味
普通と異なる例。今までに例がないこと。
引用:Weblio辞書

若くして部長となった彼は、異例の大抜擢らしい。

「イレギュラー」と「レギュラー」の違いは?
「イレギュラー」と「レギュラー」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「イレギュラー」には不規則であることという意味がありますが、
それに対し「レギュラー」には、規則正しいことという意味があります。
「イレギュラー」は基準から外れること、「レギュラー」は基準どおりを意味するため、対義語です。
「イレギュラー」の対義語・反対語は『レギュラー』
イレギュラーの対義語は、『レギュラー』になります。
レギュラーには
- 習慣的な
- 規則正しい
- 定期的な
などの意味があり、習慣的であることや規則正しいことを表す際に用いられます。

彼はこの番組のレギュラー司会者です。
不規則であることという意味の「イレギュラー」に対して、規則正しいという意味の「レギュラー」は、反対の意味の言葉として使うことができます。
