「重ね重ね申し訳ございません」という言葉には、「繰り返しになりますが本当に申し訳ありません」という意味があります。
ビジネスシーンやメールでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「重ね重ね申し訳ございません」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
重ね重ね申し訳ございませんの意味は『繰り返しになりますが本当に申し訳ありません』
重ね重ね申し訳ございませんの読み方は「かさねがさねもうしわけございません」です。
語源は繰り返すの意の「重ね重ね」と申し訳ないの意の「申し訳ございません」が合わさった言葉で、
『重ね重ね申し訳ございません』には
- 繰り返しになりますが本当に申し訳ありません。
- 何度も恐縮ですが、深くお詫び申し上げます。
などの意味があります。
「重ね重ね申し訳ございません」の正しい使い方を例文で紹介！
「重ね重ね申し訳ございません」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①以前にも謝罪し、再度詫びる時
以前にも謝罪したが、再度詫びることを表す時に使われます。
【例文①】
B男大変ご迷惑をお掛けしました。重ね重ね申し訳ございません。
【例文②】
B子先日はお手数お掛けしました。重ね重ね申し訳ございません。
例文②複数の失礼やミスがあった時
複数の失礼やミスがあったことを詫びる時に使われます。
【例文①】
B男先日はご迷惑をお掛けし、本日も対応が遅れてしまい重ね重ね申し訳ございません。
【例文②】
B子納品が遅れたことに加え、対応が遅くなり重ね重ね申し訳ございません。
例文③謝罪やお願いをする時
謝罪やお願いをする時に使われます。
【例文①】
B男重ね重ね申し訳ございませんが、ご確認お願いいたします。
【例文②】
B子度々のお願いとなり恐縮ですが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。重ね重ね申し訳ございません。
【重ね重ね申し訳ございませんを使う時の注意点】
「重ね重ね申し訳ございません」は何度も謝罪する必要がある状況で使われる表現で、単なる謝罪以上に相手に対する深い敬意と反省の気持ちを伝えることがでる言葉です。
ビジネスシーンで目上の相手や取引先に対してよく使われる言葉ですが、多用しすぎるとかえって軽く聞こえてしまうこともあるので注意が必要です。
「重ね重ね申し訳ございません」の類義語・言い換え3選
『重ね重ね申し訳ございません』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 重ねてお詫び申し上げます
- 何度も申し訳ありません
- 重々お詫び申し上げます
類義語①重ねてお詫び申し上げますの意味
B子このたびの非礼、重ねてお詫び申し上げます。
類義語②何度も申し訳ありませんの意味
A子先日に引き続き、何度も申し訳ありません。
類義語③重々お詫び申し上げますの意味
B男多大なるご迷惑をおかけしましたこと、重々お詫び申し上げます。
「重ね重ね申し訳ございません」は英語で『i apologize again.』
重ね重ね申し訳ございませんは英語の『i apologize again.』に言い換えることができます。
英語の『i apologize again.』には
- 重ねてお詫び申し上げます
という意味があります。
「重ね重ね申し訳ございません」の対義語・反対語はありません
重ね重ね申し訳ございませんの対義語は、ありません。
