ご意見番とは悪い意味なの?正しい使い方・例文を解説!類義語まとめ!

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「ご意見番」という言葉には、「その分野に詳しく、広い見識と経験を持ち、遠慮なく意見を述べる人物」という意味があります。

テレビのワイドショーなどでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「ご意見番」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

ご意見番の意味は『その分野に詳しく、広い見識と経験を持ち、遠慮なく意見を述べる人物』

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【ご意見番の意味】

その分野に造詣が深く、豊富で幅広い見識ならびに経験を持ち、常に忌憚なく自分の意見を述べるような人物を指す表現。

引用: Weblio辞書

ご意見番の読み方は「ごいけんばん」です。

語源は、江戸時代にあった「御意見番」という役職です。

「御意見番」は、将軍など立場の高い人のそばで助言をする役割でした。

このことから転じて、率直に意見を述べる人や影響力を持つ助言者のことを「ご意見番」と呼ぶようになりました。

『ご意見番』には

  • その分野に造詣が深く、豊富で幅広い見識ならびに経験を持ち、常に忌憚なく自分の意見を述べるような人物を指す表現

などの意味があります。

ご意見番の正しい使い方を例文で紹介!

男性

ご意見番」は、その分野に詳しく、広い見識と経験を持ち、遠慮なく意見を述べる人物を表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

彼はご意見番として、どんな会議でも率直に発言する。

例文②

B男

経験が長い彼女は、すっかりチームのご意見番的ポジションだ。

例文③

C子

彼は、番組のご意見番として人気を博している。

例文④

B子

ご意見番の助言おかげで、様々な角度から課題を考えることができた。

例文⑤

C男

ご意見番がOKを出さないので、企画がなかなか進まない。

ご意見番を使う時の注意点】

「ご意見番」とは、率直に意見や助言をする人を指す言葉です。

基本的には肯定的な意味ですが、文脈によっては「口うるさい人」というやや皮肉なニュアンスで使われることもあるため注意しましょう。

ご意見番類義語・言い換え3選

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ご意見番』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 評論家
  2. 指南役
  3. アドバイザー

類義語①評論家の意味

評論を仕事にしている人。

引用:Weblio辞書

B子

これは映画評論家が絶賛していた作品です。

類義語②指南役の意味

物事を指南する役。

引用:Weblio辞書

A子

プロジェクトの指南役として、新人に教えることになりました。

類義語③アドバイザーの意味

助言者、指導者、顧問といった意味を持つ単語である。専門的な知識や経験を持ち、他者に対して助言や指導を行う人物を指す。

引用:Weblio辞書

B男

彼はキャリアアドバイザーに相談することにしました。

忌憚のない意見の意味

ご意見番は英語で『advisor

女性

ご意見番は英語の『advisor』に言い換えることができます。

advisorの意味

御意見番

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『advisor』には

  • 御意見番

という意味があります。

「ご意見番」の対義語・反対語はありません

人間

ご意見番の対義語は、ありません

横槍を入れるの意味

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