「キャパオーバー」という言葉は、「能力や余裕の限界を超えてしまうこと」という意味があるカタカナ語です。
ビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「キャパオーバー」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「キャパオーバー」の意味は『能力や余裕の限界を超えてしまうこと』

キャパオーバーの読み方は「きゃぱおーばー」です。
語源は、英語で容量や能力を意味する「capacity(キャパシティー)」と、超えるという意味の「over(オーバー)」を組み合わせた和製英語です。
『キャパオーバー』には
- 能力や余裕の限界を超えてしまうこと
などの意味があります。
「キャパオーバー」の正しい使い方を例文で紹介!

「キャパオーバー」は、能力や余裕の限界を超えてしまうことを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子現在の業務量は完全にキャパオーバーです。
例文②
B男人手不足で現場がキャパオーバー気味です。
例文③
C子一度業務を整理しないとキャパオーバーです。
例文④
B子キャパオーバーを防ぐため外注を検討しています。
例文⑤
C男現状の体制ではキャパオーバーです。
【キャパオーバーを使う時の注意点】
「キャパオーバー」は口語的で砕けた印象があるため、取引先や公式な場では使用を控えるのが無難です。
業務上の説明では「対応可能な範囲を超えている」「業務量が過多である」など、より客観的な表現に言い換えるとよいでしょう。
「キャパオーバー」の類義語・言い換え3選

『キャパオーバー』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- いっぱいいっぱい
- 限界超過
- 手一杯
類義語①いっぱいいっぱいの意味
少しの余裕もないさま。
引用:Weblio辞書
B子仕事が立て込み、心身ともにいっぱいいっぱいな状態だ。
類義語②限界超過の意味
A子現在の業務量は明らかに限界超過で、これ以上の対応は難しい。
類義語③手一杯の意味
それ以上他のことをする余裕のないこと。また、そのさま。
引用:Weblio辞書
B男新しい案件が重なり、今はその対応だけで手一杯だ。

「キャパオーバー」と「オーバーフロー」の違いは?

「キャパオーバー」と「オーバーフロー」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「キャパオーバー」には能力や余裕の限界を超えてしまうことという意味がありますが、
それに対し「オーバーフロー」には、許容範囲や容量を超えてあふれ出る状態という意味があります。
「キャパオーバー」は、業務量や責任など、人の対応能力に焦点を当てた表現ですが、「オーバーフロー」は、データや情報、感情などがあふれ出る様子を表す言葉として使われます。
どちらも限界を超えることを表す言葉ですが、ニュアンスが異なりますので、時と場合に応じて使い分けましょう。
「キャパオーバー」の対義語・反対語は『余裕』

キャパオーバーの対義語は、『余裕』になります。
余裕には
- 必要分以上に余りがあること
- 限度いっぱいまでには余りがあること
などの意味があり、限度いっぱいまでには余りがあることを表す際に用いられます。
B男時間に余裕をもって行動したおかげで、落ち着いて対応することができた。
能力や余裕の限界を超えてしまうことという意味のある「キャパオーバー」に対して、必要分以上に余りがあることという意味の「余裕」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


