「密接」という言葉には、「すきまのないほどぴったりとくっついていること」「深い関係にあること」という意味があります。
日常生活でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「密接」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「密接」の意味は『すきまのないほどぴったりとくっついていること・深い関係にあること』
密接の読み方は「みっせつ」です。
明確な語源や由来はありませんが、「密」と「接」のそれぞれの意味は、
- 「密」は、すき間がないこと
- 「接」は、くっつくこと
この2つが合わさってできた言葉です。
『密接』には
- すきまのないほどぴったりとくっついていること
- 深い関係にあること
などの意味があります。
「密接」の正しい使い方を例文で紹介!
「密接」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①すきまのないほどぴったりとくっついていることを表す時
すき間がなく、くっついていることを表す際に使われます。
【例文①】
B男壁と床が密接しているため、すき間風が入りにくい。
【例文②】
B子タイル同士が密接して敷き詰められています。
例文②深い関係にあることを表す時
物事が深い関係にあることを表す時に使われます。
【例文①】
B男この問題は、社会の変化と密接につながっている。
【例文②】
B子環境問題は生活と密接だ。
【密接を使う時の注意点】
「密接」は、物事が非常に強く結びついている状態を表す言葉です。
単に関係があるという程度ではなく、切り離せないほど深い関係を示す場合に使いますので覚えておきましょう。
「密接」の類義語・言い換え4選
『密接』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 深い
- 強い
- 密な
- 緊密
類義語①深いの意味
物事の程度や分量、また、かかわりなどが多い。
引用:Weblio辞書
B子二人の間には、深い信頼関係がある。
類義語②強いの意味
程度や度合いが大きい、また、はなはだしい。
引用:Weblio辞書
A子その出来事は、彼の心に強い印象を残した。
類義語③密なの意味
互いに隔たりや隙間がなく、近い、または詰まった状態であるさま。親しい間柄、みっしり詰められている様子などを表すことが多い。
引用:Weblio辞書
B男チーム内で密な連携が取れている。
類義語④緊密の意味
物と物とがすきまなくくっつくこと。物事の関係が密接なこと。また、そのさま。
引用:Weblio辞書
B子両社は緊密な協力体制を築いている。

「密接」と「密着」の違いは?
「密接」と「密着」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「密接」にはすきまのないほどぴったりとくっついていることや、深い関係にあることという意味がありますが、
それに対し「密着」には、ぴったりとつくことという意味があります。
「密接」は主に抽象的な関係を表すのに対して、「密着」は具体的・物理的な接触を表します。
「密接」は英語で『closely related』
密接は英語の『closely related』に言い換えることができます。
英語の『closely related』には
- 近い
- 親しい
という意味があります。
「密接」の対義語・反対語は『希薄』
密接の対義語は、『希薄』になります。
希薄には
- 何かが薄く、濃度が低い状態
などの意味があり、何かが薄く、濃度が低い状態を表す際に用いられます。
B男最近では近所付き合いが希薄になり、隣の家の人とも顔を合わせる機会が減った。
深い関係にあることという意味の「密接」に対して、何かが薄く、濃度が低い状態という意味の「希薄」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


