「貴重」という言葉には、「きわめて価値が高く、非常に大切にすること」という意味があります。
日常生活やビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「貴重」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「貴重」の意味は『きわめて価値が高く、非常に大切にすること』
貴重の読み方は「きちょう」です。
「貴」は小学6年生、「重」は小学3年生で習う漢字で、
- 「貴」はたっとい・とうとい・たっとぶ・とうとぶ・大切にする
- 「重」はおもさ・程度がはなはだしい・おもんじる・たいせつにする
の2つが合わさってできた言葉です。
『貴重』には
- とうとびおもんじること
- 非常に大切にすること
- 非常に大切なさま・得がたいものであるさま
などの意味があります。
「貴重」の正しい使い方を例文で紹介!
「貴重」は、きわめて価値が高く、非常に大切にすることを表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子ご多忙のところ、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
例文②
B男この度は貴重なアドバイスを賜り、心より感謝申し上げます。
例文③
C子今回のプロジェクトは、私にとって非常に貴重な経験となりました。
例文④
B子それは他では得られない、貴重なデータなので大切に扱ってください。
例文⑤
C男この美術館には非常に貴重な美術品が多いので行ってみたいです。
【貴重を使う時の注意点】
「貴重」はきわめて価値が高く、非常に大切にすることを指し、ビジネスシーンでも使われている言葉です。
例文①②のように、時間や手間を割いてくれた相手への敬意を示すメールや会話でよく使われています。
「貴重」は本来「めったにない」という意味を持つ為、短時間に何度も使う多用すると言葉の重みが薄れてしまうので注意が必要です。
「貴重」の類義語・言い換え5選
『貴重』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 希少
- 尊い
- 重要
- 稀有
- レア
類義語①希少の意味
B子こんなに高い才能を持つ人は、現代において希少な存在だ。
類義語②尊いの意味
A子彼は私にとってかけがえのない尊い存在です。
類義語③重要の意味
物事の根本・本質・成否などに大きくかかわること。きわめて大切であること。また、そのさま。
引用:コトバンク
B男明日のテストでは、ここが最も重要なポイントになります。
類義語④稀有の意味
B子彼は島で医師として働く、まことに稀有な存在です。
類義語⑤レアの意味
まれなこと。珍しいこと。また、そのさま。
引用:コトバンク
C男これはレアなケースなので、写真を撮ったほうがいいですね。

「貴重」と「希少」の違いは?
「貴重」と「希少」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「貴重」にはきわめて価値が高く、非常に大切にすることという意味がありますが、
それに対し「希少」には、少なくて珍しいこと・きわめてまれなことという意味があります。
どちらも得難いことを意味する言葉ですが、「貴重」は物質的・精神的に大切で価値が高いことを指している言葉です。
一方で「希少」は、数や量的に頻度や存在する数が極めて少ないことを指し、価値があることの意は含まれていません。
「貴重」は英語で『precious』
貴重は英語の『precious』に言い換えることができます。
英語の『precious』には
- 貴重な・高価な・大切な・むだにできない・尊い
- 貴重で・大切で・かわいい・ありがたい・凝った
という意味があります。
「貴重」の対義語・反対語は『ありふれた』
貴重の対義語は、『ありふれた』になります。
には
- どこにでもありそうな
などの意味があり、どこにでもありそうな物や事柄を表すときに用いられます。
B男これはどこにでもある、ありふれた光景です。
「貴重」はきわめて価値が高く、非常に大切にすることを指し、「ありふれた」はどこにでもありそうな物や事柄を指しています。


