「足を洗う」という言葉には、「悪いことや好ましくないことをやめて、縁を切ること」という意味があります。
悪いことや好ましくないことをやめて、縁を切ることを表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「足を洗う」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「足を洗う」の意味は『悪いことや好ましくないことをやめて、縁を切ること』

足を洗うの読み方は「あしをあらう」です。
語源は、昔、僧侶が修行から戻ったあと、足を洗って身を清めたことです。
このことから、「悪いことや後ろ暗いことをやめる」という意味として広く使われるようになりました。
『足を洗う』には
- 悪い仲間から離れる
- 好ましくない生活をやめる
- 職業・仕事をやめる
などの意味があります。
「足を洗う」の正しい使い方を例文で紹介!

「足を洗う」は、悪いことや好ましくないことをやめて、縁を切ることを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子彼はギャンブルから足を洗った。
例文②
B男若い頃はやんちゃだったが、今はすっかり足を洗っている。
例文③
C子彼は借金生活から足を洗おうと決意した。
例文④
B子不正な仕事から足を洗って店を開いた。
例文⑤
C男タバコから足を洗うのは簡単ではない。
【足を洗うを使う時の注意点】
「足を洗う」は、「悪いことや後ろ暗いことをやめる」という意味を含む言葉です。
そのため、普通の仕事や趣味をやめる人に使うと、「悪いことをしていた」と決めつけているように聞こえることがあるので注意しましょう。
「足を洗う」の類義語・言い換え3選

『足を洗う』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 縁を切る
- 更生
- 手を引く
類義語①縁を切るの意味
あることとの関係を解消する。
引用:Weblio辞書
B子悪い友人とは縁を切ったほうがいい。
類義語②更生の意味
精神的、社会的に、また物質的に立ち直ること。好ましくない生活態度が改まること。
引用:Weblio辞書
A子更生するには周囲の支えも必要だ。
類義語③手を引くの意味
続いていた関係を断ち切るなどして退く。
引用:Weblio辞書
B男危険だと思ってその計画から手を引いた。
「足を洗う」と「手を染める」の違いは?

「足を洗う」と「手を染める」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「足を洗う」には悪いことや好ましくないことをやめて、縁を切ることという意味がありますが、
それに対し「手を染める」には、関係をもち始めることという意味があります。
「足を洗う」は悪いことから抜け出すこと、「手を染める」は悪いことに関わり始めることを表しており、反対の意味の言葉です。
「足を洗う」は英語で『to quit』

足を洗うは英語の『to quit』に言い換えることができます。
英語の『to quit』には
- 足を洗う
という意味があります。
「足を洗う」の対義語・反対語は『続ける』

足を洗うの対義語は、『続ける』になります。
続けるには
- ある状態や行為をとぎれたり変えたりしないで保つ
などの意味があり、ある状態や行為をとぎれたり変えたりしないで保つことを表す際に用いられます。
B男犯罪に手を染めたあとも反省せず、同じことを続けていた。
悪いことや好ましくないことをやめて、縁を切ることという意味の「足を洗う」に対して、ある状態や行為をとぎれたり変えたりしないで保つことを表す「続ける」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


