「不意」という言葉には、「思いがけないこと」という意味があります。
予想していないことを表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「不意」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「不意」の意味は『思いがけないこと』
不意の読み方は「ふい」です。
明確な語源や由来はありませんが、「不」と「意」のそれぞれの意味は、
- 「不」は、〜ではない
- 「意」は、考え・予想
この2つが合わさってできた言葉です。
『不意』には
- 思いがけないこと
- 突然であること
- だしぬけ
などの意味があります。
「不意」の正しい使い方を例文で紹介!
「不意」は、思いがけないことを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子不意に名前を呼ばれて驚いてしまった。
例文②
B男不意に涙が出た。疲れているのかも。
例文③
C子不意の質問に答えられなかった。
例文④
B子注意が散漫だったことで、不意の事故が起きた。
例文⑤
C男不意に笑ってしまった。
【不意を使う時の注意点】
「不意」は、予想していなかった突然の出来事を表す言葉です。
「不意に」など副詞的に使われることが多く、やや文学的でかしこまった印象になることがあります。
「不意」の類義語・言い換え4選
『不意』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 突然
- 急
- 思いがけず
- 不測
類義語①突然の意味
予期しないことが急に起こるさま。だしぬけであるさま。突如。
引用:Weblio辞書
B子突然の雨に驚いた。
類義語②急の意味
物事が前触れなく突然に起こるさま。にわか。だしぬけ。
引用:Weblio辞書
A子急な予定変更が入った。
類義語③思いがけずの意味
予期せず、期待はしていなかったのにも関わらず、などという意味の表現。
引用:Weblio辞書
B男旧友と思いがけず再会した。
類義語④不測の意味
予測できないこと。思いがけないこと。
引用:Weblio辞書
B子不測の事態に備えることが大切。

「不意」と「突然」の違いは?
「不意」と「突然」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「不意」には思いがけないことという意味がありますが、
それに対し「突然」には、予期しないことが急に起こるさまという意味があります。
「不意」は、予想していなかったことに対して心の準備ができていない状態を強調する言葉ですが、「突然」は、前触れなく物事が起こることを表します。
似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。
「不意」は英語で『unexpected』
不意は英語の『unexpected』に言い換えることができます。
英語の『unexpected』には
- 予期しない
- 意外な
- 突然の
- 予期せぬ出来事
という意味があります。
「不意」の対義語・反対語は『予想通り』
不意の対義語は、『予想通り』になります。
予想通りには
- こうなるのではないかとあらかじめ考えていたことが、そのとおりの内容で実現されること
などの意味があり、こうなるのではないかとあらかじめ考えていたことが、そのとおりの内容で実現されることを表す際に用いられます。
B男試合は予想通りの展開になった。
思いがけないことという意味の「不意」に対して、あらかじめ考えていたことが、そのとおりの内容で実現されることという意味の「予想通り」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


