「十人十色」という言葉には、「ものの見方・捉え方・考え方・好み・価値観・個性などは人によってそれぞれ異なる」という意味があります。
人それぞれ考え方や性格、好みが違うことを表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「十人十色」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「十人十色」の意味は『ものの見方・捉え方・考え方・好み・価値観・個性などは人によってそれぞれ異なる』

十人十色の読み方は「じゅうにんといろ」です。
語源は、多くの人、それぞれ異なる人々を表す「十人」と、色がそれぞれ異なることを表す「十色」が組み合わされた言葉です。
「十人いれば十通りの色がある」という例えから、「人の考え方や好み、性格、価値観は一人ひとり異なる」という意味で使われるようになりました。
『十人十色』には
- ものの見方・捉え方・考え方・好み・価値観・個性などは人によってそれぞれ異なる
などの意味があります。
「十人十色」の正しい使い方を例文で紹介!

「十人十色」は、ものの見方・捉え方・考え方・好み・価値観・個性などは人によってそれぞれ異なることを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子好きな食べ物は十人十色だ。
例文②
B男将来の夢は十人十色で面白い。
例文③
C子十人十色だから意見が違うのは当然だ。
例文④
B子同じ本を読んでも感想は十人十色だ。
例文⑤
C男働き方は十人十色で、一つの正解はない。
【十人十色を使う時の注意点】
「十人十色」は、人それぞれに個性や価値観の違いがあることを表す言葉です。
単に意見の違いを認めるだけでなく、相手の考え方を尊重する場面で使われることが一般的です。
「十人十色」の類義語・言い換え3選

『十人十色』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 千差万別
- 多種多様
- 多様性
類義語①千差万別の意味
「実にさまざまな違いがあって決して一様ではない」という意味で用いられる表現。
引用:Weblio辞書
B子志望動機は受験者によって千差万別だ。
類義語②多種多様の意味
種類が多く、さまざまであること。また、そのようなさま。
引用:Weblio辞書
A子その店では多種多様な商品を取り扱っている。
類義語③多様性の意味
いろいろな種類や傾向のものがあること。変化に富むこと。
引用:Weblio辞書
B男多様性のある職場は新しい発想が生まれやすい。

「十人十色」と「千差万別」の違いは?

「十人十色」と「千差万別」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「十人十色」にはものの見方・捉え方・考え方・好み・価値観・個性などは人によってそれぞれ異なるという意味がありますが、
それに対し「千差万別」には、実にさまざまな違いがあって決して一様ではないという意味があります。
「十人十色」は、人それぞれに個性や考え方、価値観の違いがあることを表す言葉ですが、「千差万別」は、人だけでなく物事全般について、多くの違いや種類があることを表します。
似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。
「十人十色」は英語で『Every Man in His Humour』

十人十色は英語の『Every Man in His Humour』に言い換えることができます。
英語の『Every Man in His Humour』には
- 十人十色
という意味があります。
「十人十色」の対義語・反対語は『画一的』

十人十色の対義語は、『画一的』になります。
画一的には
- すべてが同じ基準や形に揃えられており、個性や違いがない状態
などの意味があり、すべて同じようなものを表す際に用いられます。
B男画一的な考え方にとらわれず、柔軟に発想することが大切だ。
ものの見方・捉え方・考え方・好み・価値観・個性などは人によってそれぞれ異なるという意味の「十人十色」に対して、すべてが同じ基準や形に揃えられており、個性や違いがない状態を表す「画一的」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


