「老兵は死なず」という言葉には、「役割を終えたものは表舞台を去る」という意味があります。
日常生活ではあまり使われない言葉ですので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「老兵は死なず」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「老兵は死なず」の意味は『役割を終えたものは表舞台を去る』
【老兵は死なずの意味】
「戦争を戦い抜いた兵士も、時間と共に忘れ去られていく」、「兵士は老いながらも生き続けることはできるが、彼らが生きていることと彼らの成し遂げたものは忘れ去られていく」、転じて「役割を終えたものは表舞台を去る」といった意味に解釈される。
引用: Weblio辞書
老兵は死なずの読み方は「ろうへいはしなず」です。
語源は、マッカーサーの退任演説で引用された『Old soldiers never die』という言葉です。
若い人に仕事や役割を任せ、高齢になった自分は引退する、という意味で使われます。
『老兵は死なず』には
- 「戦争を戦い抜いた兵士も、時間と共に忘れ去られていく」
- 「兵士は老いながらも生き続けることはできるが、彼らが生きていることと彼らの成し遂げたものは忘れ去られていく」
- 転じて「役割を終えたものは表舞台を去る」
などの意味があります。
「老兵は死なず」の正しい使い方を例文で紹介!
「老兵は死なず」は、役割を終えたものは表舞台を去るということを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子老兵は死なずの精神で部長は早期退職し、新たな人生を歩み始めた。
例文②
B男役目を終えて静かに退任した会長は、まさに老兵は死なずである。
例文③
C子彼は老兵は死なずの精神で、後進の育成に力を注いでいる。
例文④
B子老兵は死なずという言葉のように年務めた役職を後輩に譲った。
例文⑤
C男長く活躍した俳優が舞台から去る姿は、まさに老兵は死なずという言葉がふさわしい。
【老兵は死なずを使う時の注意点】
「老兵は死なず」は、長年活躍した人が役目を終えて第一線から退くことを表す言葉です。
経験や功績を残しながら静かに身を引くというニュアンスで使われます。
「老兵」という表現は年長者を指すため、相手によっては失礼に感じられる場合があり、使う場面には注意しましょう。
「老兵は死なず」の類義語・言い換えは、後進に道を譲る
『老兵は死なず』の類義語や言い換えの言葉は「後進に道を譲る」です。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 後進に道を譲る
類義語①後進に道を譲るの意味
引退してその地位・役割などを後輩に譲る。
引用:Weblio辞書
B子社長は会社の発展を考え、後進に道を譲る決断をした。

「老兵は死なず」は英語で『Old soldiers never die.』
老兵は死なずは英語の『Old soldiers never die.』に言い換えることができます。
英語の『Old soldiers never die.』には
- 老兵は死なず、ただ消え去るのみ
という意味があります。
「老兵は死なず」の対義語・反対語は『地位にしがみつく』
老兵は死なずの対義語は、『地位にしがみつく』になります。
地位にしがみつくには
- 役割を譲らず、立場を守ろうとすること
などの意味があり、自分の立場に固執することを表す際に用いられます。
B男祖父はいつまでも地位にしがみついていた。
役割を終えたものは表舞台を去るという意味の「老兵は死なず」に対して、役割を譲らず、立場を守ろうとすることという意味の「地位にしがみつく」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


