「はるばる」には『距離や程度がかけ離れている様』『時間が隔たっている様』という意味があります。
「何となくの意味しか知らない」「使い方が合っているか分からないまま言っていた」という人もいるのではないでしょうか。
言葉の意味や使い方を正しく理解することで、自分の思いや気持ちを簡単に表現することができたり、コミュニケーションの質を高めることができます。
この記事では『はるばる』の意味や使い方を例文などで、分かりやすく紹介していきます。
「はるばる」の意味は『距離・程度の離れた様』『時間の隔たり』
はるばるは漢字で「遥々」「遙々」と書くことができます。
「はるばる」には
- (距離が)遠く離れている様
- 程度がかけ離れている様
- 時間が隔たっている様
などの意味があります。
「はるばる」の正しい使い方を例文で紹介!
「はるばる」は、距離や程度、時間などに隔たりがある様子を表す際に使われる言葉です。
例文を見て、正しい使い方を知っていきましょう。
例文① 『(距離が)遠く離れている様』
遠路はるばる海外まで、お越しくださりありがとうございます。
例文② 『程度がかけ離れている様』
山頂からの景色は遠くの海まではるばる見渡せて圧巻だった。
例文③ 『時間が隔たっている様』
長時間、車ではるばるのご移動、お疲れ様でした。
【『はるばる』を使う時の注意点】
はるばるは様々なものとの距離が離れている様、隔たりを表す言葉です。
何との距離が開いていることを表すか、しっかりと把握することが大切になります。
「はるばる」の類義語・言い換え3選
『はるばる』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 時間をかけて・手間暇かけて・汗水たらして
- 遠い道のり・遠いところ・離れたところ
- 広大な・雄大な・広範囲な
類義語①『時間をかけて』『手間暇かけて』『汗水たらして』の意味
その時間や労力を費やしたことを表す表現。
引用:Weblio類語辞典
時間をかけて取り組んだ甲斐がありました。
類義語②『遠い道のり』『遠いところ』『離れたところ』の意味
二つのものが空間的、時間的に、また心理的に離れているさま。
引用: weblio辞書
類義語③『広大な』『雄大な』『広範囲な』の意味
船上から雄大な海を眺めたのはいい思い出です。
「はるばる」は英語で『all the way』『from far away』
『はるばる』は英語の『all the way』『from far away』で、表現することができます。
『all the way』には『はるばる』、『from far away』には『遠くから』という意味があります。
all the wayの意味
道中ずっと、はるばる、わざわざ、幅広く
引用:weblio
from far awayの意味
遠くから
引用:weblio
「はるばる」の対義語・反対語はない
「はるばる」の対義語は、ありません。