沖縄の"肉文化"を支える農家さんと「経産牛」に会いに行ってみた。 経産牛の魅力

彩橋フーズ 株式会社

2020-12-26 公開   2020-11-13 更新

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和牛やブランド牛が話題になることが多いが、「経産牛」という興味深いキーワードが、今注目を集めていると知った。果たしてその正体は何なのか。うるま市で農家を営む根保さんへ取材した。


●経産牛とはどういうものですか?
「一度でも出産経験のある母牛のことをいいます。従来食用には不向きだと言われてきたのですが、近年再肥育をすることでその美味しさが注目されています。沖縄は繁殖農家が盛んなので経産牛も多いんです」


●美味しい理由はどんな所でしょうか?
「人もそうですが、歳をとると深みがでるでしょう?牛も同じで、旨味が増すんです。サシの入り方や色味などを考えず"旨味"だけでいうと、経産牛がダントツ美味しいんです!」


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●経産牛とはどういうものですか?
「一度でも出産経験のある母牛のことをいいます。従来食用には不向きだと言われてきたのですが、近年再肥育をすることでその美味しさが注目されています。沖縄は繁殖農家が盛んなので経産牛も多いんです」


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●美味しい理由はどんな所でしょうか?
「人もそうですが、歳をとると深みがでるでしょう?牛も同じで、旨味が増すんです。サシの入り方や色味などを考えず“旨味”だけでいうと、経産牛がダントツ美味しいんです!」


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●根保さんが経産牛を育てるきっかけは何でしょうか?
「もともとは繁殖農家をしていたんですけど、牛を最後まで見届けたいと思い、5年程前から経産牛の肥育も始めました。牛を育てる醍醐味、やりがいを感じています」


●経産牛以外の牛もいますか?
「繁殖農家もやっているのでいますよ。せっかくなので、最近生まれたばかりの子牛を紹介しますね。うちでは、早期離乳といって1~2日程で母牛から離して子牛を育てます。体調管理がしやすいということと、人に慣れてもらうことでストレスを感じないようにするためです」


●では、具体的に経産牛の肥育は本肥育とどう違うのか教えてください!
「繁殖用と経産牛の牛舎を分けています。経産牛は現在14頭ほどいます。ビタミンを抜いたり、抗生剤入の餌を与える本肥育とは違い、経産牛は自然に育てています。出産を終えた身体を休ませて、ゆっくりさせるのが大事なんです。餌は、お肉が黄色くならないように、乾燥草を食べさせています。その他、麦やとうもろこしなどの穀物類もよく食べます。10~12ヵ月ほど肥育することで、肉質も柔らかくなるんです」


●どのくらい食べるんですか?
「だいたい、1日で乾燥草を2~3キロ、穀物類を10キロほど食べます。出荷前は12~14キロほどです」


●他の農家さんから来た経産牛もいますか?
「いますよ。その場合、血統書と一緒に受け渡しをするんです。この鼻紋が、人間の指紋と同じ役割で、一頭一頭違うんです。ちなみに、名前はオスを漢字で名付け、メスはひらがなでと決まっています。名前で呼んであげるとすくすくと育ちます」

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●名前を聞くと、愛着も湧き食べる時にとまどいそうですが、より一層、命に感謝しようと思いました。
「そうですね。“いただきます”と感謝して、美味しいと思ってもらえたら農家冥利に尽きます」



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彩橋フーズ 株式会社
代表取締役 根保 操さん

10年程前に、飲食店経営から農家の道へ転職。繁殖・肥育農家、精肉の卸しも行う。うるま市にある「うるマルシェ」にて「あやはし牛」を販売。現在は10名以上からの完全予約制で焼肉店「黒毛和牛 あやはし」も営業中。

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