「豪胆」という言葉には、「度胸がすわっていて、ものに動じないこと」という意味があります。
性格や人柄を表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「豪胆」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「豪胆」の意味は『度胸がすわっていて、ものに動じないこと』
豪胆の読み方は「ごうたん」です。
語源は漢字の「豪」と「胆」から成り立っており、
- 「豪」はすぐれて力強い、勢いが盛ん
- 「胆」はどっしりと落ち着いた精神力
の2つが合わさってできた言葉です。
『豪胆』には
- 度胸がすわっていて、ものに動じないこと
- 肝が太いこと
などの意味があります。
「豪胆」の正しい使い方を例文で紹介!
「豪胆」は、性格や人柄を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子祖父は豪胆な性格で、多くの人に慕われていました。
例文②
B男組織のトップには、豪胆さが求められる場面がある。
例文③
C子この武将は戦での豪胆な姿が有名で、色々な史料に書き残されている。
例文④
B子最近の若者には豪胆さがなく、物足りなく感じる。
例文⑤
C男学生時代は豪胆だった友人が、年を取ってすっかり丸くなっていた。
【豪胆を使う時の注意点】
史実に残る英雄や、組織のリーダーなどの人柄を表す場面で使われることの多い言葉です。
「豪胆」の類義語・言い換え5選
『豪胆』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 豪放
- 放胆
- 勇敢
- 剛直
- 不敵
類義語①豪放の意味
度量が大きく、大胆で、細かいことにこだわらないこと。また、そのさま。
引用:コトバンク
B子取引先の社長は豪放な性格で、社員の方たちからの信頼も厚いです。
類義語②放胆の意味
きわめて大胆であること。また、そのさま。
引用:コトバンク
A子小さい頃から放胆な友人は、大人になった今、バックパッカーとして海外を飛び回っている。
類義語③勇敢の意味
勇気があり、危険や困難を恐れないこと。また、そのさま。
引用:コトバンク
B男物語の勇敢な主人公に憧れて、よくごっこ遊びをしていました。
類義語④剛直の意味
気性が強く、信念を曲げないこと。また、そのさま。
引用:コトバンク
B子父は剛直な人だったので、しつけにも厳しかった記憶があります。
類義語⑤不敵の意味
敵を敵とも思わないこと。大胆でおそれを知らないこと。乱暴で無法なこと。また、そのさま。
引用:コトバンク
C男このキャラクターは、戦闘シーンで不敵に笑うところが人気です。

「豪胆」と「大胆」の違いは?
「豪胆」と「大胆」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「豪胆」には度胸がすわっていて、ものに動じないことという意味がありますが、
それに対し「大胆」には、度胸がすわっていることという意味があります。
どちらにも、度胸があって動じないという意味がありますが、「大胆」にはそれに加えて図太いこと、図々しいこと、という意味も含まれます。
「豪胆」は英語で『bold』
豪胆は英語の『bold』に言い換えることができます。
英語の『bold』には
- 大胆な
- 勇敢な
という意味があります。
「豪胆」の対義語・反対語は『臆病』
豪胆の対義語は、『臆病』になります。
臆病には
- ちょっとしたことにも怖がったりしりごみしたりすること
などの意味があり、人柄や性格を表すときに用いられます。
B男実家で飼っている猫は臆病な性格で、来客がいるときはいつも隠れて出てこない。
「豪胆」は度胸がすわっていて、ものに動じないことという意味で使われ、「臆病」はちょっとしたことにも怖がったりしりごみしたりすることという意味で使われます。


