「老舗」という言葉には、「長い歴史と伝統を持つ商店や企業」という意味があります。
日常会話でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「老舗」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「老舗」の意味は『長い歴史と伝統を持つ商店や企業』
老舗の読み方は「しにせ」です。
語源は「似せて行う」「家業を守り継ぐ」「仕事を覚える」を意味する「為似す・仕似す(しにす)から来ており、「しにす」が名詞化して「しにせ」という呼び方に変化していったと言われています。
- 「老」はおいる・ふける・年をとる・年をとった人。
- 「舗」はみせ・商店
の2つが合わさってできた言葉です。
『老舗』には
- 長い歴史と伝統を持つ商店や企業
- 何代にもわたって、同じ商売を続けてきた伝統的かつ格式の高いお店
などの意味があります。
「老舗」の正しい使い方を例文で紹介!
「老舗」は、何代にもわたって、同じ商売を続けてきた伝統的かつ格式の高いお店を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子私地元に昔からある老舗の和菓子屋さんがあるので、連れていきたいと思っています。
例文②
B男先日、友人と老舗の喫茶店でゆっくりコーヒーを飲んでたくさん話をしました。
例文③
C子老舗ブランドとしての信頼は、長年の努力の賜物だと思います。
例文④
B子手土産は、老舗の和菓子屋の羊羹を持っていけば間違いないですよ。
例文⑤
C男やっぱり老舗メーカーのデザインは人気があります。
【老舗を使う時の注意点】
「老舗」は、単に古い店という意味ではなく、「歴史」「伝統」「格式」「信用」といった要素が含まれる言葉です。
何年以上で「老舗」と呼ぶか明確な定義はありませんが、一般的には創業50年〜100年以上、あるいは3代目以上続いていることが一つの目安とされています。
「老舗」の類義語・言い換え4選
『老舗』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 名店
- 格式
- 名門
- レトロ
類義語①名店の意味
名高い店。有名店。
引用:weblio辞書
B子この辺りには行列のできる名店があるのでいつか行ってみたいです。
類義語②格式の意味
身分・家柄などによって定まっている礼儀や作法。また、身分や家柄。
引用:weblio辞書
A子予約してもらったお店は格式高いと聞いたので、少し緊張してしまいます。
類義語③名門の意味
由緒のある家柄。名家。また、有名な学校・団体など。
引用:コトバンク
B男息子は野球の名門校の練習会に参加する予定です。
類義語④レトロの意味
懐古的であること。古いものを好むこと。また、そのさま。
引用:コトバンク
B子彼は私好みのレトロでおしゃれなお店に連れて行ってもらい嬉しかったです。

「老舗」と「名店」の違いは?
「老舗」と「名店」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「老舗」には長い歴史と伝統を持つ商店や企業という意味がありますが、
それに対し「名店」には、名高い店・有名店という意味があります。
どちらも似ている言葉ですが、「老舗」は伝統があり、長く続いている店や企業を指し、「時間の経過」と「継続」に重きを置く言葉です。
一方で「名店」は、評判が良く、技術や商品が優れていると広く認められている店を指し、「質の高さ」と「評判」に重きを置いています。
「老舗」は英語で『long-established store』
老舗は英語の『long-established store』に言い換えることができます。
英語の『long-established store』には
- 老舗
- 長い歴史のある店・昔から続いている店
という意味があります。
「老舗」の対義語・反対語はありません
老舗の対義語は、ありません。


