「アウェイ」という言葉には、「相手の本拠地」という意味があるカタカナ語です。
相手の本拠地を表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「アウェイ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
アウェイの意味は『相手の本拠地』
アウェイの読み方は「あうぇい」です。
語源は英語の「away」で主にサッカーの試合などで使われます。
『アウェイ』には
- 相手の本拠地
- 居心地の悪い場所
などの意味があります。
「アウェイ」の正しい使い方を例文で紹介!
「アウェイ」は、相手の本拠地を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
今日の試合はアウェイだけど絶対に勝ってほしい。
例文②
アウェイチームにとっても気持ちのいい試合をしてほしい。
例文③
初めて出社したときはアウェイな雰囲気があった。
例文④
自分たちには大人な場所でアウェイだった。
例文⑤
彼はどこへ行ってもアウェイなど全く気にしていない。
【アウェイを使う時の注意点】
スポーツ用語としてだけでなく、不利な状況を表す言葉として幅広く使われています。
「アウェイ」の類義語・言い換え5選
『アウェイ』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 不利
- 悪条件
- 場違い
- 針の筵
- 四面楚歌
類義語①不利の意味
利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと。また、そのさま。
引用:weblio辞書
彼はどんな不利な状況でも決して諦めない。
類義語②悪条件の意味
物事の成功や成立を阻むような条件。
引用:goo辞書
ここまでの悪条件が揃うのも珍しいのではないか。
類義語③場違いの意味
その場にふさわしくないこと。また、そのさま。
引用:weblio辞書
このお店は高級すぎて場違いかもしれない。
類義語④針の筵の意味
一時も心の休まらない、つらい場所や境遇のたとえ。
引用:goo辞書
前の会社では針の筵に座る思いだった。
類義語⑤四面楚歌の意味
「周りを敵に囲まれて、孤立無援で助けのない状態」を意味する四字熟語。
引用:weblio辞書
四面楚歌だが、どう切り抜けるのか見ものだ。
「アウェイ」と「アウェー」の違いは?
「アウェイ」と「アウェー」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「アウェイ」には相手の本拠地という意味がありますが、
それに対し「アウェー」には、敵の本拠地という意味があります。
どちらも同じ意味があり、一般的に使われる表現は「アウェイ」ですが、メディアで使われる表現は「アウェー」となります。
「アウェイ」の対義語・反対語は『ホーム』
アウェイの対義語は、『ホーム』になります。
ホームには
- 故郷
- 本国
- 本拠地
などの意味があり、サッカーなどで本拠地を表すときに用いられます。
今日の試合はホームで開催されるからファンが多い。
相手の本拠地を表すアウェイに対して、ホームは本拠地を表します。