「バブみ」という言葉には、「女性に母性を感じ、甘えたいという表現」という意味があります。
インターネット上でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「バブみ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「バブみ」の意味は『女性に母性を感じ、甘えたいという表現』
バブみの読み方は「ばぶみ」です。
語源は、赤ちゃん言葉である「バブ」に、名詞化させる「み」がついたことです。
元々は、アニメや漫画好きな人がインターネット上で使っていたネットスラングでした。
自分よりも年下の女性キャラクターに対して母性を感じ、甘えたいという気持ちを表す言葉として使われていました。
『バブみ』には
- 女性の母性的な優しさや包容力を、「赤子のように甘えたい」という観点から表現した言い方
などの意味があります。
「バブみ」の正しい使い方を例文で紹介!
「バブみ」は、女性に母性を感じ、甘えたいということを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
メルちゃんにバブみを感じる。
例文②
新キャラのバブみがすごい。
例文③
この漫画のヒロインはバブみが強い。
例文④
推しが髪型変えたらバブみ増してる。
例文⑤
バブみのあるキャラクターが好きです。
【バブみを使う時の注意点】
「バブみ」は、「自分の母性がくすぐられること」という意味で使われることが多く、これは本来の「年下女性に母性を感じること」とはニュアンスが異なるため、誤用だと言われています。
しかし、メディアを通して解説されたことがあるため、最近では「母性本能をくすぐられる」という意味合いで使われることも多いのが事実です。
若者言葉は誤用の方が広まり定着するという場合があり、「バブみ」はこのケースに当てはまります。
文脈に沿って理解する様に気をつけましょう。
「バブみ」の類義語・言い換えは「オギャる」
『バブみ』の類義語や言い換えの言葉「オギャる」です。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- オギャる
類義語①オギャるの意味
幼児に立ち返って思う存分に甘えたい、という心情を表現する俗な言い方。もっぱら「オギャりたい」と願望を示す形で用いられる。
引用:Weblio辞書
思いっきりオギャりたい。
「バブみ」は英語で『mother instinct』
バブみは英語の『mother instinct』に言い換えることができます。
英語の『mother instinct』には
- 母性本能
という意味があります。
「バブみ」の対義語・反対語は『保護い』
バブみの対義語は、『保護い』になります。
保護いには
- 守ってあげたいこと
などの意味があり、相手を守ってあげたいということを表す際に用いられます。
推しが尊すぎる…。保護い。
母性を感じる女性に甘えたいという表現の「バブみ」に対して、守ってあげたい気持ちを表す「保護い」は、反対の意味の言葉として使うことができます。