「勉学に励む」という言葉には、「熱心に勉強すること」という意味があります。
日常生活でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「勉学に励む」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「勉学に励む」の意味は『熱心に勉強すること』
勉学に励むの読み方は「べんがくにはげむ」です。
語源は、学問に励むことを意味する「勉学」と、物事に打ち込むことを意味する「励む」が組み合わされた言葉です。
『勉学に励む』には
- 熱心に勉強すること
などの意味があります。
「勉学に励む」の正しい使い方を例文で紹介!
「勉学に励む」は、熱心に勉強することを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
週末は資格試験に向けて勉学に励みました。
例文②
仕事で英語を使うので、最近は勉学に励んでいます。
例文③
スマホゲームばかりしていないで、勉学に励んでほしい。
例文④
キャリアアップのために、勉学に励む。
例文⑤
受験生の息子は勉学に励んでいます。
【勉学に励むを使う時の注意点】
「勉学に励む」は学生によく使われる言い回しですが、資格試験の勉強や、仕事についての知識などを深めることについても使われることがあります。
「勉学に励む」の類義語・言い換え3選
『勉学に励む』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 猛勉
- 研鑽を積む
- 学問に勤しむ
類義語①猛勉の意味
たいへんな意気込みで勉強すること。猛勉強。
引用:goo辞書
学生時代、漢字を猛勉した。
類義語②研鑽を積むの意味
学問などを深く究める、よく勉強しよく研究する、などの意味の表現。
引用:goo辞書
いつまでも研鑽を積み続けたい。
類義語③学問に勤しむの意味
中学時代から学問に勤しんでいます。
「勉学に励む」と「勉学に務める」の違いは?
「勉学に励む」と「勉学に務める」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「勉学に励む」には熱心に勉強することという意味がありますが、
それに対し「勉学に務める」には、努力して勉強に取り組むという意味があります。
「勉学に励む」は、自発的に前向きな気持ちで勉強することを表しますが、「勉学に努める」は、努力して勉強し、それをやり遂げることという意味で使われます。
どちらも一生懸命勉強することを表す言葉で似ている言葉ですが、ニュアンスが若干異なります。
時と場合に応じて使い分けましょう。
「勉学に励む」は英語で『study hard』
勉学に励むは英語の『study hard』に言い換えることができます。
英語の『study hard』には
- 勉強がんばれ
- 勉強頑張る
という意味があります。
「勉学に励む」の対義語・反対語は『怠慢』
勉学に励むの対義語は、『怠慢』になります。
怠慢には
- 当然しなければならないことをしないこと
- なまけて、おろそかにすること
などの意味があり、当然しなければならないことをしないことを表す際に用いられます。
学習態度が怠慢だということが理由で、評価がCになりました。
熱心に勉強することを表す「勉学に励む」に対して、当然しなければならないことをしないことという意味の「怠慢」は、反対の意味の言葉として使うことができます。