文面の意味とは?正しい使い方・例文を簡単に解説!文章との違いは?

紙

「文面」という言葉には、「文章、特に手紙で、その表現が直接示している事柄や趣意」という意味があります。

日常生活やビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「文面」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

文面の意味は『文章、特に手紙で、その表現が直接示している事柄や趣意』

書面

【文面の意味】

文章、特に手紙で、その表現が直接示している事柄や趣意。

引用:Weblio辞書

文面の読み方は「ぶんめん」です。

明確な語源や由来はありませんが、「文」と「面」のそれぞれの意味は、

  • 「文」は、文章などの書き言葉
  • 「面」は、見えている部分

この2つが合わさってできた言葉です。

『文面』には

  • 文章、特に手紙で、その表現が直接示している事柄や趣意

などの意味があります。

文面の正しい使い方を例文で紹介!

書面

文面」は、文章、特に手紙で、その表現が直接示している事柄や趣意を表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

取引先に送るメールの文面には注意してください。

例文②

B男

この文面からは、謝罪の気持ちが伝わってきます。

例文③

C子

公的な文面では、言葉の使い方に気をつけましょう。

例文④

B子

文面だけでは、相手の細かい意図までは汲み取りにくい。

例文⑤

C男

こちらの文面を確認していただき、よろしければサインをお願いします。

文面を使う時の注意点】

「文面」は書かれた文章の内容や表現を指すため、口頭の話し言葉には一般的には使われません。

やや硬い表現で、公的な場面やビジネスシーンで用いられます。

文面類義語・言い換え4

書面

文面』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 文章
  2. 文書
  3. 記述
  4. 内容

類義語①文章の意味

文を連ねて、まとまった思想・感情を表現したもの。主に詩に対して、散文をいう。

引用:Weblio辞書

B子

彼女の書いた文章は分かりやすくて読みやすい。

類義語②文書の意味

文字で書き記したものの総称。書籍・書類・書状・証文など。書き物。ふみ。もんじょ。

引用:Weblio辞書

A子

公式な文書を作成しました。

類義語③記述の意味

文章にして書きしるすこと。また、書きしるしたもの。

引用:Weblio辞書

B男

この記録には詳細な記述が求められる。

類義語④内容の意味

文章や話などの中で伝えようとしている事柄。意味。

引用:Weblio辞書

B子

今日の会議の内容をまとめておいてください。

草案の意味

文面「文章」の違いは?

人間

「文面」と「文章」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

文面」には文章、特に手紙で、その表現が直接示している事柄や趣意という意味がありますが、

それに対し「文章」には、文を連ねて、まとまった思想・感情を表現したものという意味があります。

一般的に「文章」は書かれた言葉の全体を指す言葉ですが、「文面」は文章の細かな表現や内容などを指します。

似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。

文面は英語で『text

男性

文面は英語の『text』に言い換えることができます。

textの意味

(序文・注釈・付録・さし絵などに対して)本文、(演説・論文などの)本文、原文、原本、(説教の題目などに引用する)聖書の原句、聖句

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『text』には

  • 本文
  • 原文
  • 原本

という意味があります。

「文面」の対義語・反対語は『口頭

人間

文面の対義語は、『口頭』になります。

口頭の意味

文書でなく、直接、口で述べること。

引用:Weblio辞書

口頭には

  • 文書でなく、直接、口で述べること

などの意味があり、文書でなく、直接、口で述べることを表す際に用いられます。

B男

資料に加えて、口頭での説明が必要だ。

文章、特に手紙で、その表現が直接示している事柄や趣意という意味の「文面」に対して、文書でなく、直接、口で述べることという意味の「口頭」は、反対の意味の言葉として使うことができます。

下記の意味

目次