「タメ語」という言葉には、「常体のなんでもない口調で話すさま」という意味があります。
気遣いのない口調で話すことを表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「タメ語」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
タメ語の意味は『常体のなんでもない口調で話すさま』
【タメ語の意味】
常体のなんでもない口調で話すさま。本来は尊敬語や丁寧語を用いるなどして、敬意を表したり気を配ったりするべきところを、何の気遣いもないぞんないな話し方をするさま。
引用:Weblio辞書
タメ語の読み方は「ためご」です。
語源は、同い年・対等という意味の「タメ」と、ことばという意味の「語」が組み合わさった言葉です。
昔の賭け事(丁半など)では、目が揃うことを「同目(どうめ)」と呼び、そこから転じて対等を表す言葉として「タメ」が使われることになり、現代では同い年という意味でも使われるようになりました。
このことから、「タメ語」は同い年、または対等な関係の者同士が使う、気を遣わない言葉という意味になります。
『タメ語』には
- 常体のなんでもない口調で話すさま
- 敬意を表したり気を配ったりするべきところを、何の気遣いもないぞんないな話し方をするさま
などの意味があります。
「タメ語」の正しい使い方を例文で紹介!
「タメ語」は、気遣いのない口調で話すことを表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子同期とはタメ語で話せるから気が楽だ。
例文②
B男バイト先の先輩に「タメ語でいいよ」と言われたけど、遠慮して敬語になってしまう。
例文③
C子同い年だと思ってタメ語で話していた人が、年上だと知って肝が冷えた。
例文④
B子仲良しのお客さんにタメ語を使っていたら、店長に注意されてしまいました。
例文⑤
C男気難しそうな人にあえてタメ語を使うことで、懐に入れてもらえることもある。
【タメ語を使う時の注意点】
「タメ語」という表現自体もかなりカジュアルな言葉なので、ビジネスシーンやかしこまった場では異なる言い方をした方がいいでしょう。
「タメ語」の類義語・言い換え5選
『タメ語』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- フランク
- ざっくばらん
- くだける
- カジュアル
- 忌憚のない
類義語①フランクの意味
気どったところがないさま。ざっくばらん。率直。
引用:コトバンク
B子職場の人たちは、年齢に関わらずフランクに話してくれるので、居心地がいいです。
類義語②ざっくばらんの意味
遠慮がなく率直なさま。もったいぶったところがなく、素直に心情を表すさま。
引用:コトバンク
A子今日はざっくばらんに、日頃思っていることをお話しできたらと思います。
類義語③くだけるの意味
- 堅苦しさが取れて打ち解ける。
- 話・文章などが、わかりやすくなる。
引用:コトバンク
B男面接で緊張していたが、面接官がくだけた話し方で和ませてくれた。
類義語④カジュアルの意味
格式ばらず、くつろいでいるさま。特に、気軽な服装のさま。
引用:コトバンク
B子従業員同士では、カジュアルな言葉遣いで構いません。
類義語⑤忌憚のないの意味
遠慮をしない。率直な。
引用:コトバンク
C男今日は、皆さんの忌憚のない意見を聞かせて欲しい。

「タメ語」と「タメ口」の違いは?
「タメ語」と「タメ口」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「タメ語」には常体のなんでもない口調で話すさまという意味がありますが、
それに対し「タメ口」には、年下の者が年長者に対等の話し方をすることという意味があります。
どちらもほぼ同じ意味ですが、「タメ語」は語彙や単語を表すのに対し、「タメ口」は話し方や会話のことを指します。
「タメ口」で話すときに使われる単語が「タメ語」という解釈と覚えておくと、違いがわかりやすいでしょう。
「タメ語」は英語で『casual language』
タメ語は英語の『casual language』に言い換えることができます。
英語の『casual language』には
- タメ語
という意味があります。
「タメ語」の対義語・反対語は『敬語』
タメ語の対義語は、『敬語』になります。
敬語には
- 話し手または書き手が相手や話題の人物に対して敬意を表す言語表現
などの意味があり、敬意を示す言葉を表すときに用いられます。
B男ビジネスの場面では、正しい敬語を使うことが求められます。
「タメ語」は常体のなんでもない口調で話すさまという意味で使われ、敬語は話し手または書き手が相手や話題の人物に対して敬意を表す言語表現という意味で使われます。


