「チルタイム」という言葉には、「落ち着く時間」という意味があるカタカナ語です。
落ち着く時間を表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「チルタイム」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
チルタイムの意味は『落ち着く時間』
チルタイムの読み方は「ちるたいむ」です。
語源は英語で冷静になるという意味がある「chill out」から来ていて、チルとタイムを組み合わせた造語です。
『チルタイム』には
- 落ち着く時間
- 休憩時間
などの意味があります。
「チルタイム」の正しい使い方を例文で紹介!
「チルタイム」は、落ち着く時間を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
お客さんが減ったからやっとチルタイムだ。
例文②
カフェでチルタイムを過ごしたい。
例文③
疲れたからチルタイムにしようか。
例文④
さっきまでチルタイムだったからまた頑張ろう。
例文⑤
一緒にチルタイムを過ごしませんか?
【チルタイムを使う時の注意点】
チルタイムは造語なので、英語圏では通じません。
「チルタイム」の類義語・言い換え3選
『チルタイム』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 休憩
- 息をつく
- 憩う
類義語①休憩の意味
仕事や運動などを一時やめて、休むこと。休息。
引用:weblio辞書
各自、しっかり休憩をとってください。
類義語②息をつくの意味
苦しみや緊張から解放される。ほっとする。
引用:goo辞書
お客さんがひいて、やっと息をつくことができた。
類義語③憩うの意味
ゆったりとくつろぐ。休息する。
引用:weblio辞書
ここは私にとって最高の憩いの場だ。
「チルタイム」と「チルアウト」の違いは?
「チルタイム」と「チルアウト」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「チルタイム」には落ち着く時間という意味がありますが、
それに対し「チルアウト」には、冷静になるという意味があります。
同じチルが使われていますが、それぞれ違う意味があります。
「チルタイム」の対義語・反対語は『慌てる』
チルタイムの対義語は、『慌てる』になります。
慌てるには
- ふだんの落ち着きを失う
- うろたえる
- 狼狽する
などの意味があり、ふだんの落ち着きを失うことを表すときに用いられます。
事故に巻き込まれて間に合わないかと慌てた。
落ち着く時間を表すチルタイムに対して、慌てるは落ち着きを失うことを表します。