IT業界などでよく使われている『コード』には、『プログラムを表現する文字列』という意味があります。
情報技術が発展し、社会のデジタル化が進む中で、IT用語に関する知識が求められる仕事も増えています。
言葉の意味を理解することで、自分自身のスキルアップや自己成長にも繋がるでしょう。
この記事では『コード』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
コードの意味は3パターン
コード は、
- 規定。規則。特に、新聞社・放送局内部で設けた、準拠すべき倫理規定。「プレス―」「放送―」
- 略号。符号。電信符号。暗号。「―ブック」
- 情報を表現するための記号や符号の体系。特に、コンピューターのデータ・命令などを符号で表現したもの。「漢字のJIS―」
引用:goo辞書
コードは英語で『code』と表記され
・規定、規則、新聞社や放送局内部で設けた倫理規定
・略号、符号、電信符号、暗号
・コンピューターのデータ、命令などを符号で表現したもの
などの意味があります。
カタカナ語のコードは『code』が語源となっており、各分野ごとに少しずつ違う使われ方をしていますので、詳しく見ていきましょう。
IT業界でのコードの意味はプログラムを表現する文字列
IT業界で使われるコードには、プログラムを表現する文字列という意味があります。
コードの意味①『プログラムを表現する文字列』
コードは、プログラミング言語で記述された、プログラムを表現する文字列のことを意味する。正式には「source code(ソースコード)」であるが、略称として「code(コード)」と呼ばれることも多い。
引用:Weblio辞書
『コード』には
・プログラミング言語で記述された、プログラムを表現する文字列
などの意味があります。
プログラミングのコードは日々新しくなるものである。
コードの各業界ごとの意味
『コード』は、医療業界や音楽業界などでもよく聞く言葉です。
各業界での意味をしっかりと理解し、シーンに合わせて使い分けていきましょう。
医療業界『心肺停止患者』
心肺停止患者
引用:英辞郎
医療業界では、『心肺停止患者』という意味で使われています。
しかし、コード単体で使うことはあまり無いようです。
「フルコード」で心肺蘇生を実施するという意味になります。
事前指示書によると、その患者はフルコードを希望している。
音楽業界『楽器の弦・和音』
音楽業界では、『楽器の弦・和音』という意味で使われています。
英語の綴りはchordです。
ギターを始めてしばらく経つが、未だにFコードを押さえられない。
コードの類義語2選
『コード』の類義語は2つあります。
①暗号
②和弦(かげん)
類義語①暗号の意味
通信の内容が相手以外にわからないように、当事者の間だけで決めた記号。軍事・外交・警察・商業などで使われる。
引用:goo辞書
類義語②和弦の意味
音楽において、高さの異なる二つ以上の音が同時に響いて一つに合成された音。
引用:Weblio日中・中日
コードの関連用語3選
『コード』を使った関連用語は3つあります。
①ノーコード開発
②ローコード開発
③オブジェクトコード
関連用語①ノーコード開発の意味
プログラミング言語によるソースコードを書くことなく、特殊なツールを用いてアプリケーションソフトを開発する手法。アプリの機能が定型的で汎用性には乏しくなるが、専門知識がなくても開発が行える、費用や期間を削減できるという利点がある。
引用:goo辞書
関連用語②ローコード開発の意味
プログラミング言語によるソースコードをほとんど書かずに、特殊なツールを用いてアプリケーションソフトを開発する手法。汎用的な機能や処理がパーツとして視覚化されており、それらをドラッグアンドドロップによって組み合わせることで、アプリを作成できる。詳細な設定は、利用者自身がソースコードを記述する必要がある。
引用:goo辞書
関連用語③オブジェクトコードの意味
コンピューターの自動プログラミング用の言語で、アセンブラーやコンパイラーなどによって翻訳され、機械語で表されたプログラム。オブジェクトプログラム。目的プログラム。ネイティブプログラム。ネイティブコード。
引用:Weblio辞書
コードの対義語・反対語は無し
コードの対義語は、ありません。