『デッドライン』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『最終期限』という意味があります。
初めて『デッドライン』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか。
しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。
この記事では『デッドライン』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
デッドラインの意味は2パターン
カタカナ語のデッドラインは英語の『deadline』が語源となっています。
『deadline』の『絶対に超えてはいけない線』という意味から、『締め切り』などの意味でも使われるようになりました。
デッドラインの意味①『越えてはならない線』
デッドライン は、越えてはならない最後の線。限界。死線。
引用:コトバンク
『デッドライン』には
・越えてはならない最後の線
・限界
・死線
などの意味があります。
大雨の影響で、ダムの貯水量がデッドラインを超えそうです。
デッドラインの意味②『締め切り』
「deadline」とは、締め切り・最終期限・納期のことを意味する英語表現である。
引用:weblio辞書
『デッドライン』には
・締め切り
・最終期限
・納期
などの意味があります。
今回もデッドラインぎりぎりだったが、なんとか間に合った。
デッドラインの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)
ビジネスシーンで使う『デッドライン』は、『期限』『締切日』『納期』などがあります。
例文①期限という意味で使う時
【Before】
仕事の期限を決めて、作業の効率化を図りましょう。
【After】
仕事のデッドラインを決めて、作業の効率化を図りましょう。
例文②締切日という意味で使う時
【Before】
原稿の提出がいつも締切日ぎりぎりでは困ります。
【After】
原稿の提出がいつもデッドラインぎりぎりでは困ります。
例文③納期という意味で使う時
例文③
【Before】
納期は月末です。必ず守ってください。
【After】
デッドラインは月末です。必ず守ってください。
ビジネスシーンで『デッドライン』と言われた時は、『期限・締め切り・納期』と受け取ると良いでしょう。
【注意点】
目上の人に対して「デッドラインは〇日です」というような使い方をすると、目上の人に対して圧力をかけているように取られる可能性があります。「締め切り」や「納期」などに言い換えて使いましょう。
デッドラインの類義語・関連用語4選
『デッドライン』の類義語は4つあります。
①期限
②締め切り
③納期
④時限
類義語①期限の意味
- 前もって決められた一定の時期・期間。「定期券の―が切れる」「提出―」
- 法律行為の効力の発生・消滅または債務の履行を、将来到達することの確実な事実の発生にかかわらせる付款 (ふかん) 。確定期限と不確定期限とがある。→付款
引用:goo辞書
期限が迫っているため、急いで対応してください。
類義語②締め切りの意味
- 戸・窓などを、閉じたままにすること。また、閉じられたままの場所。「戸を―にする」「―の部屋」
- (締め切り)取り扱いを打ち切ること。また、その時日。あらかじめ決められた終了の期日。「受付は一〇時で―にする」「願書提出の―」
- (「〆切」とも書く)茶入れ・水指 (みずさし) ・建水の一種で、全体に糸で締めたような筋があるもの。口・底ともに広く、一般に鉄鉢に口を作り添えた形のもので、南蛮焼に多い。
引用:goo辞書
類義語③納期の意味
税金や商品などを納める時期。また、その期限。「―が迫る」
引用:goo辞書
このプロジェクトの納期は来月末です。
類義語④時限の意味
- 時を限ること。また、限りとして定められた時刻。「午前零時を―とするストライキ」
- 授業などの時間割の単位。時間。多く助数詞的に用いる。「各―の学習目標」「今日は六―まで授業がある」
引用:goo辞書
デッドラインの対義語・反対語はない!
デッドラインの対義語は、日本語・英語ともにありません。
その為、対義で使いたい場合には反対の意味に言い換えるしかないようです。