「閲覧」という言葉には、「書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むこと」という意味があります。
日常生活でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「閲覧」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「閲覧」の意味は『書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むこと』
閲覧の読み方は「えつらん」です。
明確な語源や由来はありませんが、「閲」と「覧」のそれぞれの意味は、
- 「閲」は、しらべる
- 「覧」は、よく見る
この2つが合わさってできた言葉です。
『閲覧』には
- 書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むこと
などの意味があります。
「閲覧」の正しい使い方を例文で紹介！
「閲覧」は、書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むことを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子図書館で地域の歴史についての本を閲覧しました。
例文②
B男この資料は関係者以外閲覧禁止です。
例文③
C子閲覧後は、もとの場所に戻してください。
例文④
B子自分のサイトの閲覧数が伸びている。
例文⑤
C男このファイルは個人情報が含まれるため閲覧制限がかかっている。
【閲覧を使う時の注意点】
「閲覧」は意図的に情報を見ることを意味する言葉で、日常会話よりはビジネスシーンや公的な場で書類やデータなどを見る際に用いられます。
また、紙媒体の情報を見ることだけでなく、インターネット上の情報やデータを確認する際にもよく使われますので、覚えておきましょう。
「閲覧」の類義語・言い換え3選
『閲覧』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 読む
- 見る
- 目を通す
類義語①読むの意味
文字や文章、図などを見て、その意味・内容を理解する。
引用：goo辞書
B子資料を読みました。
類義語②見るの意味
読んで知る。
引用：goo辞書
A子山火事の記事を新聞で見ました。
類義語③目を通すの意味
ひととおり見る。通覧する。
引用：goo辞書
B男マニュアルに目を通しておいてください。
「閲覧」と「観覧」の違いは？
「閲覧」と「観覧」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「閲覧」には書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むことという意味がありますが、
それに対し「観覧」には、見物することという意味があります。
「閲覧」は、資料などから情報を得たり調べたりする際に使われますが、「観覧」は展示物やイベントなどを視覚的に楽しむ際に使われます。
似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。
「閲覧」は英語で『access to book』
閲覧は英語の『access to book』に言い換えることができます。
英語の『access to book』には
- 閲覧
- 閲覧権
という意味があります。
「閲覧」の対義語・反対語はありません
閲覧の対義語は、ありません。
