木に竹を接ぐの意味とは?正しい使い方・例文・由来を解説!類義語まとめ!

木

「木に竹を接ぐ」という言葉には、「調和がとれず、前後のつじつまが合わないこと」という意味があります。

日常会話やさまざまなシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「木に竹を接ぐ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

木に竹を接ぐの意味は『調和がとれず、前後のつじつまが合わないこと

【木に竹を接ぐの意味】

違う性質のものをつぎ合わせる。前後関係や筋が通らないことのたとえ。

引用:コトバンク

木に竹を接ぐの読み方は「きにたけをつぐ」です。

語源は園芸や農業の「接ぎ木」から来ており、木と竹のように性質の異なるものを接ぎ木してもつながらないことから生まれた言葉です。

『木に竹を接ぐ』には

  • 違う性質のものをつぎ合わせる
  • 前後関係や筋が通らないこと

などの意味があります。

木に竹を接ぐの正しい使い方を例文で紹介!

木に竹を接ぐ」は、調和がとれず、前後のつじつまが合わないことを表すときに使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

木に竹を接ぐような説明をしているようでは、相手に分かってもらえるはずがない。

例文②

B男

彼が話す弁明は、木に竹を接ぐような話で納得している人はいません。

例文③

C子

木に竹を接いだようなストーリーでは、結局何も伝わらないと思います。

例文④

B子

木に竹を接ぐような、ちぐはぐな服装で会場に来るのはやめてほしい。

例文⑤

C男

木に竹を接ぐような不自然な対応をしても、お客様は納得しないだろう。

木に竹を接ぐを使う時の注意点】

「木に竹を接ぐ」は、違う性質のものをつぎ合わせることから調和がとれず、前後のつじつまが合わないことを指しています。

また、単に違うだけでなく「無理に組み合わせて不自然になっている」場合に使われる言葉です。

人や物事を批判するときは、強い否定的な印象を与えることがあるので注意が必要です。

木に竹を接ぐ」の類義語・言い換え5

木に竹を接ぐ』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 一貫性がない
  2. 矛盾
  3. 支離滅裂
  4. ちぐはぐ
  5. 水と油

類義語①一貫性がないの意味

一貫性の意味

最初から最後まで、ブレずに芯が通っていることである。

引用:weblio辞書

ないの意味

 動作・作用を打ち消す意を表す。

引用:weblio辞書

B子

彼の発言は日によって変わるので、一貫性がないです。

類義語②矛盾の意味

二つ以上の事柄が一致しない状態、または、一つの事柄が自身の内部で一貫性を欠く状態を指す言葉である。

引用:weblio辞書

A子

言っていることと、やっていることが矛盾している人は信用できません。

類義語③支離滅裂の意味

読み方:しりめつれつ

物事に一貫性がなく、ばらばらで、まとまりのないこと。また、そのさま。

引用:weblio辞書

B男

祖母は痴ほう症が悪化しているのか、言っていることが支離滅裂で訳が分からない。

類義語④ちぐはぐの意味

二つ以上の物事が、食い違っていたり、調和していなかったりするさま。

引用:コトバンク

B子

会議での彼の発言がちぐはぐで、発言の意図が分かりませんでした。

類義語⑤水と油の意味

水と油が互いに溶け合わないように、性質が合わず、しっくり調和しないこと。

引用:コトバンク

C男

社長と専務は、水と油のような関係でコミュニケーションがうまくいっていない。

矛盾の意味

木に竹を接ぐは英語で『apples and oranges

木に竹を接ぐは英語の『apples and oranges』に言い換えることができます。

apples and orangesの意味

〔全く別の性質を持っていて〕比較できないもの、統一性のないもの

引用:英辞郎

英語の『apples and oranges』には

  • 比較できないもの
  • 統一性のないもの

という意味があります。

木に竹を接ぐの対義語・反対語はありません

木に竹を接ぐの対義語は、ありません。

ちぐはぐの意味

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