雨後の筍の意味とは?正しい使い方・例文を簡単に解説!類義語は?

たけのこ

「雨後の筍」という言葉には、「物事が相次いで現れることのたとえ」という意味があります。

日常生活ではあまり使われない言い回しですので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「雨後の筍」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

雨後の筍の意味は『物事が相次いで現れることのたとえ』

【雨後の筍の意味】

物事が相次いで現れることのたとえ。

引用:goo辞書

雨後の筍の読み方は「うごのたけのこ」です。

雨の後に筍が次々と生える様子が由来となった言葉です。

『雨後の筍』には

  • 物事が相次いで現れることのたとえ

などの意味があります。

雨後の筍の正しい使い方を例文で紹介!

雨後の筍」は、物事が相次いで現れることを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

雨後の筍のように、このあたりでは新築の家が建っている。

例文②

B男

アイドルグループはメンバーの入れ替わりが激しく、まるで雨後の筍のようだ。

例文③

C子

雨後の筍のように、駅前にラーメン屋が出来ては潰れている。

例文④

B子

この投稿は、雨後の筍のようにアンチコメントがついて炎上している。

例文⑤

C男

若者文化は雨後の筍だ。

雨後の筍を使う時の注意点】

「雨後の筍」は、使うシーンによってポジティブにもネガティブにもなる表現です。

また、筍は成長が早いことから「雨後の筍」も成長が早いという意味で使われやすいのですが、これは誤用です。

あくまで「次々と起こる」という意味合いですので気をつけましょう。

雨後の筍類義語・言い換え5選

雨後の筍』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 矢継ぎ早
  2. 次々
  3. ひっきりなし
  4. 相次いで
  5. 続出

類義語①矢継ぎ早の意味

続けざまに早く行うこと。また、そのさま。

引用:goo辞書

B子

矢継ぎ早に質問されても困ります。

類義語②次々の意味

物事が次から次へと続くさま。

引用:goo辞書

A子

次々と出てくる料理の皿に圧倒されたディナーでした。

類義語③ひっきりなしの意味

絶え間なく続くさま。切れ目のないさま。

引用:goo辞書

B男

今日の事務所は、ひっきりなしに電話が鳴り響いている。

類義語④相次いでの意味

あとに続いて。次々と。

引用:goo辞書

B子

この曲がり角では、相次いで事故が起きているので、気をつけて。

類義語⑤続出の意味

同じようなことが次々と続いて出たり起こったりすること。

引用:goo辞書

C男

このホテルのサービス内容について不満の声が続出しています。

雨後の筍は英語で『bamboo shoots after rain

雨後の筍は英語の『bamboo shoots after rain』に言い換えることができます。

bamboo shoots after rainの意味

雨後の筍、雨後の竹の子、雨後のタケノコ、雨後のたけのこ

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『bamboo shoots after rain』には

  • 雨後の筍

という意味があります。

「雨後の筍」の対義語・反対語はありません

雨後の筍の対義語は、ありません

目次