「鬼電」という言葉には、「頻繁に電話をする」という意味があります。
日常会話において、頻繁に電話をかける、もしくはかかってくることを表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「鬼電」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「鬼電」の意味は『頻繁に電話をする』
鬼電の読み方は「おにでん」です。
漢字の「鬼」と「電」から成り立っており、
- 「鬼」は尋常ではない程度を意味する「鬼のように」の略
- 「電」は電話
の2つが合わさってできた言葉です。
『鬼電』には
- 非常に頻繁に電話をすること、あるいは非常に頻繁に電話がかかってくること
などの意味があります。
「鬼電」の正しい使い方を例文で紹介！
「鬼電」は、頻繁に電話をかける、もしくはかかってくることを表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子友達が待ち合わせに来ないから鬼電したら、アラームが鳴らなくて寝てたらしい。
例文②
B男母親のメールに返信しないと鬼電が来るから、読んだらすぐに返すようにしているんだ。
例文③
C子明日は絶対寝坊できないから、鬼電して起こしてほしい。
例文④
B子締切を過ぎてもデータが送られてこないので、とにかく担当者に鬼電してください。
例文⑤
C男業者からの鬼電に耐えきれなくて、着信拒否することにした。
【鬼電を使う時の注意点】
とてもくだけた表現なので、かしこまった場では使わない方がいいでしょう。
ビジネスシーンなどでは「繰り返しのご連絡」や「度重なるお電話」などの表現が適切です。
「鬼電」の類義語は「鬼コ」
『鬼電』の類義語は「鬼コ」です。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
鬼コの意味
「鬼コール」の略。「鬼のように(猛烈に)コール(電話す)る」といった意味で、連絡がつくまで電話をかけ続ける状況を指す若者言葉(ギャル語)。「鬼電」ともいう。
引用：Weblio辞書
B子彼氏から30分返信がないと心配になって鬼コしちゃう。
「鬼電」は英語で『get a lot of phone calls』
鬼電は英語の『get a lot of phone calls』に言い換えることができます。
英語の『get a lot of phone calls』には
- かなり多くの電話
という意味があります。
「鬼電」の対義語・反対語はありません
鬼電の対義語は、ありません。
