「橋渡し」という言葉には、「両者の間に入って、とりもつこと」という意味があります。
ビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「橋渡し」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「橋渡し」の意味は『両者の間に入って、とりもつこと』

橋渡しの読み方は「はしわたし」です。
語源は、文字通り、川や谷を越えるために橋を向こう側へ繋ぐことです。
この意味から、人と人や物事と物事の間をつなぎ、関係を取り持つことを表す比喩表現として使われるようになりました。
『橋渡し』には
- 橋を架けること
- 両者の間に入って、とりもつこと
- 仲介
- 仲立ち
などの意味があります。
「橋渡し」の正しい使い方を例文で紹介!

「橋渡し」は、両者の間に入って、とりもつことを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子彼は部署同士の橋渡しをしている。
例文②
B男地域住民と行政の橋渡しを担う団体が活動している。
例文③
C子部長が後輩との橋渡しをしてくれた。
例文④
B子先日の企画が他部署との橋渡しになった。
例文⑤
C男コーディネーターとして企業と企業の橋渡しを大切にしたい。
【橋渡しを使う時の注意点】
「橋渡し」は、人や組織、部署などをつなぐ役割を表す言葉です。
ビジネスシーンでは「顧客と開発部門の橋渡しをする」のように、異なる立場の人々を結び付ける役割を表す際によく用いられます。
「橋渡し」の類義語・言い換え5選

『橋渡し』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 仲介
- 仲立ち
- 媒介
- 取り持ち
- 連携
類義語①仲介の意味
当事者双方の間に立って便宜を図り事をまとめること。なかだち。
引用:Weblio辞書
B子仲介業者を通して契約を結んだ。
類義語②仲立ちの意味
双方の間に立って事をとりもつこと。また、その人。媒介。仲介。仲立て。
引用:Weblio辞書
A子上司が取引先との仲立ちを務めた。
類義語③媒介の意味
媒介とは、二つのものの間に入り、関係や情報、作用をつなぐ役割を指す言葉である。 人と人、物と物、原因と結果などを結びつける「橋渡し」のような存在を意味し、日常から専門分野まで幅広く使われる概念である。
引用:Weblio辞書
B男インターネットは情報を媒介する手段の一つだ。
類義語④取り持ちの意味
両者の間に立って仲を取り持つこと。仲立ちをすること。また、その人。
引用:Weblio辞書
B子担当者が取引先との関係を取り持った。
類義語⑤連携の意味
互いに連絡をとり協力して物事を行うこと。
引用:Weblio辞書
C男関係機関と連携しながら対応を進めた。

「橋渡し」と「仲介」の違いは?

「橋渡し」と「仲介」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「橋渡し」には両者の間に入って、とりもつことという意味がありますが、
それに対し「仲介」には、当事者双方の間に立って便宜を図り事をまとめることという意味があります。
「橋渡し」は、人や組織、物事をつなぎ、関係づくりや協力を促すことを表しますが、「仲介」は、当事者の間に立って話し合いや契約が円滑に進むよう取り次ぐことを表します。
似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。
「橋渡し」は英語で『bridge』

橋渡しは英語の『bridge』に言い換えることができます。
bridgeの意味
橋、橋梁(きようりよう)、橋の形をしたもの、鼻梁(びりよう)、(眼鏡の)ブリッジ、(弦楽器の)柱(じ)、こま、(両者の)仲立ち、橋渡し、(船の)船橋
英語の『bridge』には
- (両者の)仲立ち
- 橋渡し
などという意味があります。
「橋渡し」の対義語・反対語は『分断』

橋渡しの対義語は、『分断』になります。
分断には
- 一つにつながっているものを分かれ分かれに切り離すこと
などの意味があり、一つにつながっているものを分かれ分かれに切り離すことを表す際に用いられます。
B男その問題は地域社会の分断を招いた。
両者の間に入って、とりもつことという意味の「橋渡し」に対して、一つにつながっているものを分かれ分かれに切り離すことという意味の「分断」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


