「返信不要」という言葉には、「こちらからの連絡に対して返信する必要がない」という意味があります。
ビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「返信不要」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「返信不要」の意味は『こちらからの連絡に対して返信する必要がない』
返信不要の読み方は「へんしんふよう」です。
語源は、返事の手紙やメールを意味する「返信」と、必要でないことを意味する「不要」が組み合わされた言葉です。
ビジネスにおいてメールでのコミュニケーションが増えたため、急速に広まった言葉だと言われています。
『返信不要』には
- こちらからの連絡に対して返信する必要がない
などの意味があります。
「返信不要」の正しい使い方を例文で紹介!
「返信不要」は、こちらからの連絡に対して返信する必要がないことを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
詳細は添付資料をご覧ください。返信不要です。
例文②
不明な点や意見などがないようでしたら、返信不要です。
例文③
こちらの書類を確認していただき、修正点がなければ返信不要です。
例文④
こちらのメッセージには返信不要です。よい週末をお過ごしください。
例文⑤
請求書をお送りいたします。ご確認ください。なお、返信不要でございます。
【返信不要を使う時の注意点】
「返信不要」は、メールなどのやりとりが続き、相手に負担をかけることがないようにと配慮する言葉として使われ始めた言葉です。
しかし、受け取る側が突き放されたような印象を受ける場合もあるため、相手との関係性や前後の言葉に気をつけて使うようにしましょう。
「返信不要」の類義語・言い換え2選
『返信不要』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- レス不要
- ご返信には及びません
類義語①レス不要の意味
主さんも忙しいと思うので、レス不要です。
類義語②ご返信には及びませんの意味
「返信」の丁寧な言い方の「ご返信」と、「には及ばない」の丁寧な言い方の「には及びません」が組み合わされた言葉です。
資料に不備がありませんでしたら、ご返信には及びません。
「返信不要」と「ご返信には及びません」の違いは?
「返信不要」と「ご返信には及びません」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「返信不要」にはこちらからの連絡に対して返信する必要がないという意味がありますが、
それに対し「ご返信には及びません」は、「返信不要」の丁寧な言い方という意味があります。
どちらも相手に対してメールなどの返信の必要がないことを意味する言葉ですが、「返信不要」よりも「ご返信には及びません」の方が丁寧な言い回しです。
上司や取引先など目上の人に対しては「ご返信には及びません」を使用する方が適しています。
「返信不要」は英語で『No response needed.』
返信不要は英語の『No response needed.』に言い換えることができます。
英語の『No response needed.』には
- 返信不要
という意味があります。
「返信不要」の対義語・反対語はありません
返信不要の対義語は、ありません。