「火の車」という言葉には、「経済状態がきわめて苦しいこと」という意味があります。
お金のやりくりが難しい状況を表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「火の車」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「火の車」の意味は『経済状態がきわめて苦しいこと』
火の車の読み方は「ひのくるま」です。
語源は、仏教で罪人を運ぶ火に包まれた車です。
そこから、苦しみが絶えない厳しい状況を表す言葉として使われるようになりました。
現在では特に、家計や経営状態が非常に苦しい様子を表す慣用句として使われています。
『火の車』には
- 経済状態がきわめて苦しいこと
などの意味があります。
「火の車」の正しい使い方を例文で紹介!
「火の車」は、経済状態がきわめて苦しいことを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子火の車でもなんとか乗り切る。
例文②
B男今月は出費が多くて火の車だ。
例文③
C子彼の財布はいつも火の車だ。
例文④
B子火の車の状況から抜け出したい。
例文⑤
C男火の車の状態でやりくりしている。
【火の車を使う時の注意点】
「火の車」は、家計や経営状況が非常に苦しい状態を強調して表す慣用句です。
カジュアルな表現のため、ビジネス文書など改まった場面では使い方に注意が必要です。
「火の車」の類義語・言い換え3選
『火の車』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 金欠
- 赤字
- 逼迫
類義語①金欠の意味
金銭を持っていないこと。
引用:Weblio辞書
B子給料日前で金欠だ。
類義語②赤字の意味
支出が収入より多いこと。欠損。赤。
引用:Weblio辞書
A子今月は赤字になってしまった。
類義語③逼迫の意味
逼迫とは、状況が窮迫し、困難な状態に追い込まれることを指す言葉である。
引用:Weblio辞書
B男資金繰りが逼迫している。

「火の車」と「自転車操業」の違いは?
「火の車」と「自転車操業」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「火の車」には経済状態がきわめて苦しいことという意味がありますが、
それに対し「自転車操業」には、資金の借り入れと返済を繰り返しながらかろうじて操業を続けることという意味があります。
「火の車」は苦しい状況全体を意味するのに対して、「自転車操業」はその場しのぎで回している状態を表します。
似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。
「火の車」は英語で『fiery chariot』
火の車は英語の『fiery chariot』に言い換えることができます。
英語の『fiery chariot』には
- 火車
- 火の車
という意味があります。
「火の車」の対義語・反対語は『裕福』
火の車の対義語は、『裕福』になります。
裕福には
- 財産や収入がゆたかで生活に余裕があること
- 富裕
などの意味があり、財産や収入がゆたかで生活に余裕があることを表す際に用いられます。
B男彼は裕福な暮らしをしている。
経済状態がきわめて苦しいことを意味する「火の車」に対して、財産や収入がゆたかで生活に余裕があることという意味の「裕福」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


