芳醇の意味とは?正しい使い方・例文をわかりやすく解説!英語への言い換えは?

ワイン

「芳醇」という言葉には、「香りが高く味のよいこと」という意味があります。

ワインなどの味を表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「芳醇」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

芳醇の意味は『香りが高く味のよいこと』

ワイン

【芳醇の意味】

香りが高く味のよいこと。また、そのさま。多く、酒にいう。

引用:Weblio辞書

芳醇の読み方は「ほうじゅん」です。

明確な語源や由来はありませんが、「芳」と「醇」のそれぞれの意味は、

  • 「芳」は、香りが良いこと
  • 「醇」は、純度が高いこと

この2つが合わさってできた言葉です。

『芳醇』には

  • 香りが高く味のよいこと

などの意味があります。

芳醇の正しい使い方を例文で紹介!

ぶどう

芳醇」は、香りが高く味のよいことを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

このワインは芳醇な香りが広がります。

例文②

B男

芳醇なチーズの香りが食欲をそそる。

例文③

C子

コーヒーの芳醇な香りが大好きです。

例文④

B子

焼きたてパンの芳醇な匂いが、たまらない。

例文⑤

C男

芳醇なバターの風味が最高。

芳醇を使う時の注意点】

「芳醇」は香りや味わいが豊かで深みがある状態を指す、上品で質の高さを表す言葉です。

食べ物や・酒・香りの分野でポジティブな褒め言葉としてよく使われます。

芳醇類義語・言い換え5選

ワイン

芳醇』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 豊潤
  2. 濃厚
  3. 香ばしい
  4. 味わい深い
  5. 奥深い

類義語①豊潤の意味

豊かで、うるおいのあること。また、そのさま。

引用:Weblio辞書

B子

このワインは果実味が豊潤で、たまらない。

類義語②濃厚の意味

味・色・におい・成分などが濃いさま。こってりとしたさま。

引用:Weblio辞書

A子

カカオの味が濃厚なチョコレートが好きです。

類義語③香ばしいの意味

よい香りがする。多く、食物を煎(い)ったり焼いたりしたときの、好ましい香りにいう。

引用:Weblio辞書

B男

香ばしいナッツをトッピングしたパンを買いました。

類義語④味わい深いの意味

味わいが深いこと、旨味や風味などが豊かであること、などを意味する表現。

引用:Weblio辞書

B子

あのお店で飲んだお茶は、非常に味わい深かった。

類義語⑤奥深いの意味

意味が深い。深みがある。

引用:Weblio辞書

C男

このチーズは奥深い味がします。

豊富の意味

芳醇「豊潤」の違いは?

ワイン

「芳醇」と「豊潤」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

芳醇」には香りが高く味のよいことという意味がありますが、

それに対し「豊潤」には、豊かで、うるおいのあることという意味があります。

「芳醇」は香りや風味の良さに重点があり、主に食べ物や飲み物に使われますが、「豊潤」は味や香りだけでなく表現や文章、人柄などの豊かさも表すことができる言葉です。

似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。

芳醇は英語で『full-bodied

ワイン

芳醇は英語の『full-bodied』に言い換えることができます。

full-bodiedの意味

こくのある

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『full-bodied』には

  • こくのある

という意味があります。

「芳醇」の対義語・反対語は『淡白

ワイン

芳醇の対義語は、『淡白』になります。

淡白の意味

味・色・感じなどが、あっさりしていること。また、そのさま。

引用:Weblio辞書

淡白には

  • 味・色・感じなどが、あっさりしていること

などの意味があり、味・色・感じなどが、あっさりしていることを表す際に用いられます。

B男

この白身魚は味が淡白で、どんな味付けにもよく合う。

香りが高く味のよいことという意味の「芳醇」に対して、味・色・感じなどが、あっさりしていることという意味の「淡白」は、反対の意味の言葉として使うことができます。

乙なものの意味

目次